ベトナムと日本との時差は「2時間」。日本の方がベトナムより「2時間」早い。
今朝はベトナム時間で「5時」に目が覚めた。日本の「7時」である。
子供がいつも6時から7時に起きるので、自然と7時前後には目が覚めてしまう。
さて、今日の日中は、武田さんたちは通常業務があるので、僕は初めてのハノイでひとりで過ごすことになった。正直、心細いが仕方ない。
僕は、初めての土地が苦手なわけではなく、今までも色々なところへ行ってきたが、「言葉が通じない」ことに、とても不安を覚える人間である。
街中の標識には英語が殆ど無い。ベトナム語はまったく分からないし、地理もまったく分からないし、自己防衛本能が発達しているせいか、心配性というか神経質というか、タクシーに乗っても、遠回りをされるのではないか?とか、不当な料金を請求されるのではないか?とか、とにかく心配で仕方がない。
また、発展途上国の常なのか、通りを歩いていると、やれ、タクシーやバイクタクシーやシクロという人力車のような乗り物などの運転手が、とにかく、声をかけてくる。それも大の苦手でストレスを感じる。
昨年の3月に行った「上海」では、声をかけて来る人はいなかったのと、大谷さんと一緒だったこともあり、言葉の心配も、街の地理の心配も無かったが、こうして、初めての「国」にひとりで来ると、言葉が通じたり、地理に不安がないことが、どれほど「ありがたい」ことか、そのことが痛いほどよくわかる。
日本人に生まれたこと、そして、今の日本に生まれたことが、どれほど幸せなことか、そのことに改めて感感じた。感謝をしなければと思う。
因みに、当社の松本というスタッフは、2001年から2003年頃まで「上海」に住んでいたのが、言葉も話せないまま上海に渡り、現地で仕事をしていたわけで、その精神力は凄いと思う。僕には、とても出来ない芸当だ。
さて、明日は、ハノイからホーチミンへ移動である。
日本アジア投資(JAIC)の新家さんのご好意で、JAICの現地オフィスの方とお会いすることになった。
段取りが悪い僕は、「そういえば、ベトナムにもJAICのオフィスがあるのでは・・・」と思い、ハノイに来てからメールをしたにも係わらず、現地の方をご紹介いただいた。
現地の方も、急な話にも係わらず、貴重な時間を頂けるとのことで、感謝にたえない。
もっと「計画性」を持たなければと思う。僕の欠点である。
44歳にもなって、今さら直らないかもしれないが・・・。