昨夜は、何年ぶりかで「電車」で夜のヨコハマに出掛けた。
男2人で色気がなく申し訳ないが、横浜ベイクウォーターの入口で待ち合わせて、大谷さんと久しぶりに会食をした。
食事の席ではお互いの近況を話したわけだが、会話の中で、世の中を騒がせている?「2兆円(僕らの血税!!)バラマキ問題」についても議論?をした。
ふたりの意見は、ただ単に「バラまいても」何の経済効果もないに等しいということ。まあ、これは論客の方々のおっしゃるとおり。
僕らの「提案」は、2兆円の半分、つまり、1兆円を「日本の高校生『全員』」に支給し、それを原資に「海外視察」に行ってもらうこと。
高校生(1~3年生)の人数が、ざっと「300万人」だったとして、1兆円あれば、ひとりあたり「33.3万円」を支給できる。
アジアなら一周できるし、ヨーロッパでもアメリカでも、2週間ぐらいは滞在できる金額である。
そうして、若いうちから「自分の目で『世界』を見る」ことは、その後���人生に大きなプラスの影響を及ぼすことは間違いない。
納税者としては、そのぐらいインパクトがある政策を提案して欲しい。
政治家の方々は「票田」を意識せざるを得ないのは理解できるが、何事も「選択と集中」が必要である。
「八方美人」は結局、誰からも支持されない。
因みに、大谷さんのスケール感のある発想は、世界各国を自分の目で見て来ていることがベースとなっていると思う。
大谷さんには遠く及ばないが、僕も2年前から、意識的に「海外(北米以外)」に足を運ぶようにしている。
その成果は確実に現れて来ていると思う。
具体的には、諸外国と日本の付き合い方(外交政策)に関する考え方や自分自身の将来のビジネスに対する「思考(発想)」が変わってきた。
レストランの窓越しに、みなとみらいの夜景を見ながら、男2人で、そんな話を繰り広げていた。
ところで、東横線の「通勤特急」のお陰で、横浜ベイクウォーターから僕の自宅まで、1時間だった。
電車に乗っている時間は、30分。
こうして考えると、「行動半径」はもっと拡げられそうである。