昨夜は、つい先日アップルを退任したばかりの前刀さんをゲストにお迎えし、法政大学ビジネススクール「イノベーション・マネジメント研究科」との提携による、「Turning Point~『起業』というイノベーション」と題するオープン講座の記念すべき第一弾を開催した。
タイミングがタイミングだけに、とてもたくさんの方が受講され、補助椅子を出すほど盛況だった。改めて、前刀さんの社会的影響力を感じた。
講座の内容は、最初に前刀さんから30分ほど、自分自身のことやアップルでの経験を話して頂いた後、前刀さんと僕とのQ&Aセッションを行い、続いて、事前に受講者から頂いていた質問および会場からの質問に対し、前刀さんに答えて頂くQ&Aセッションを行った。
僕は、1993年から前刀さんを知っているが、このようなオフィシャルな形で話をするのは初めてのことであり、スタートしてしばらくは、とても緊張していた。
その前刀さんの発言から学んだことは、「成功する人は、必ず成功すると信じている人」であり、「自分を信じることができる人」ということだ。
僕の自作の三大座右の銘のひとつである「人生には勇気と自信が必要だ」ということを、再確認することができた。
そして、前刀さんらしさを雄弁に物語っていたのは、「他人(前任者)から仕事を引き継いだことがない(すべてが新規事業)」ということと、「創業者が好き」ということだ。
本田宗一郎氏のことが大好きで、日経新聞の「私の履歴書」に連載された本田宗一郎氏の記事は、スクラップして取ってあるそうだ(宝物だと言っていた)。
記念すべき第1回目に相応しい内容だった。
前刀さん ありがとうございました!!!
追伸:昨夜の模様は、グロービスの小林さんのブログにも紹介されていますので、ご覧になってください。