脳内シェア

今週の月曜日、元ゴルフダイジェスト・オンライン執行役員で、現在はアライドアーキテクツというベンチャー企業を経営している中村さんと食事をした。

彼との会話の中でとても印象に残っている言葉ある。それが「脳内支配」だ。

僕は「支配」という言葉は好きではないので、彼から「脳内支配」という言葉を聞いた時、「脳内シェア」ってことですよね?と言った。

彼が言いたいことは、物理的な労働時間ではなく、どのぐらい仕事のことを考えているか?例えば、水泳をしながらも、自分の仕事をのことを考えているか?カフェでお茶を飲みながらも、ふっとした瞬間に仕事のことを考えているか?ということの方が大切だということである。

特に、経営者の場合、いわゆる労働時間ではなく、どのぐらい、会社のこと、経営のこと、事業のことを考えているか? そして、それを具体的なアウトプットに変換できるか?が重要である。

このことに近いことを、「風呂に入っている時でも、仕事はできる」いう表現で、グッドウィルグループの折口さんも言っている。

自分が好きなことをしていれば、誰に何を言われなくても、自ら仕事をする筈である。

経営者に限らず、「仕事=苦役」ではなく、「仕事=自己実現であり、楽しみ(Pleasure)」であれば、それが実現できると思う。

そういう会社づくりをしていきたい。