随分前のエントリーで書いた気がするが、弊社のオフィスの窓からは立派な桜の木が見える。桜の季節には、キレイな花を満喫させてもらった。
その桜の木であるが、とても残念なことに、既に「過去の話し」になってしまった。今朝、出社したら、チェーンそうのけたたましい音と共に、工事の方々が伐採作業をされていた。
その桜の木は駐車場の片隅に立っていたが、おそらく、そこに何らかの建物が建つのだろう。
しかし、伐採されてしまった桜の木は、樹齢20~30年ぐらいは経っていたと思われ、残念で仕方がない。
僕がその土地のオーナーなり事業主だったら、間違いなく、その桜の木は残したままにしたと思う。
たしかに、経済合理性には反すると思うが、桜の木は駐車場の隅っこにあり、事業収益に与える額は、それほど大きなものではないだろう。数学が苦手な僕には出来ないが、その桜の木が与えてくれる「情緒」を経済価値として算出することも可能だと思う。
ところで、ドリームビジョンでは、業務効率を高めるため、今までの仕組みを再点検している。大袈裟に言えば、BPR(Business Process Reengineering)を行っている。
その際に大切なことは、もちろん、経営効率を高めることだが、その際に注意する必要があるのは、「時間軸(短期 V.S. 中長期」と「直接効果 V.S. 間接効果」といった視点だと思っている。
インタースコープの頃のことで言えば、共分散構造分析(SEM)的な考え方である。
桜の木が伐採される姿をみて、ふっとそんなことを考えた。