明日から初めてのロシア。
4月下旬に就航になったばかりのトランスアエロ航空で、サンクトペテルブルグを訪問する。
地理的には、ヘルシンキ(フィンランド)から僅か150kmぐらいということもあり、ヨーロッパのようなキレイな街並みらしい。
もちろん、首都モスクワも訪問する予定だが、サンクトペテルブルグからモスクワまでは空路でなく、敢えて陸路(特急列車)で移動する。
ロシアがどのような国であるか、寒冷な大地をこの目で見ることにより、帝政ロシアが何故、南の領土を欲しがったのか、その歴史的背景を理解する一助になるらしい。
今回の訪露に際しては、ある友人が段取りをしてくれている。
考えてみると、いまからちょうど10年前の1998年、彼とアメリカの某所で合流し、その翌日、あるプロジェクトに関するプレゼンテーションをした。
あれから10年。彼は僕の人生を変えたひとりでもある。
彼との「縁」に感謝しつつ、初めての訪露を有意義な時間にしたい。