今日は銀座でアポがあり、その後、関係者と食事に行って帰ってきたが、その帰り道、数寄屋橋の交差点で、日経新聞の号外が配られていた。
それによると、FRB、ECB、英イングランド銀行、スイス国立銀行、カナダ中銀、スウェーデン中銀の「6中央銀行」が「協調利下げ」を発表。
この他、中国、アラブ首長国連邦(UAE)も、同じ時間に利下げを発表したらしい。
日銀は、利下げ(既に極めて低い)には応じないが、資金供給の拡充で協力するとのこと。
米欧協調利下げは、米同時多発テロが起きた2001年9月以来だが、これだけ広範な中央銀行が一斉利下げに踏み切るのは「前例がない」そうである。
我々は今、この瞬間、「世界恐慌のドアを開けたところ(入口)」に立っているらしい(ピナクル安田氏)。
日本では、不動産関連企業の倒産が相次いでいる。資本市場ではなく、実体経済の話しである。
因みに、アーバンコーポレーションは、連結純利益311億円(最高益を更新)の「黒字倒産」である。
要するに、P/Lの問題ではなく、キャッシュフローの問題である。
企業は赤字でも潰れないが、お金が滞れば(信用収縮による銀行の貸し渋り?)黒字でも倒産する。
まさに「波乱の時代」である。