「お受験」と「受験」。

今朝は子供を保育園に送った後、毎月1回のラソナセンシュウの経営会議があり、市ヶ谷まで出掛けた。

市ヶ谷には、僕が客員教授としてお世話になっている法政大学(僕は大学院)があり、何かと縁がある。

いつもは西麻布の交差点から青山墓地の横を通るのだが、今日は何となく「青山学院」の横の道を通ったところ、キレイに着飾ったお母さんと子供という2組が、僕が運転するクルマ(道路)を挟んで、両側で会話をしていた。

一昔前?二昔前?は、子育て中のお母さんというと、髪を振り乱して・・・という感じだったが、今では、そんな雰囲気は微塵もない。

たまたま、青学の付近という地理的条件のせいかもしれないが、お母さんたちは、とてもキレイだった。

当然、手を連れられている子供達も、こぎれいな服を着て歩いている。

「豊かな国」になったのである。

彼らは、どんな大人になるのだろう?

ところで、今日の夕方は、青学の辺りから青山(外苑前)まで、健康を考えて歩いた。

約20分の距離だった。

その途中、大勢の若い人たちとすれ違い、「いったい、何だ?」と思ったが、次の瞬間、彼らは「青学の受験生」だということに気づいた。

正門の前まで到着すると、今日が受験日であることの大きな看板が出ていた。

受験生だったあの頃から27年。

「光陰矢のごとし、学為り難し」。