心無い「シャッター音」。

惜しくも史上最年少での優勝を逃した「石川遼」選手。

「これだけすがすがしい気持ちになったのは初めて」という名言と共に試合を振り返っていたが、6番のバンカーショットでバックスイングに入った瞬間、カメラ付き携帯電話のシャッター音に「カメラ、止めて下さいね」と言って仕切り直して打ったショットがなければ・・・と、僕が思っても仕方ないか?

でも、もし、その「シャッター音」がなかったら、あのホームランとダブルボギーはなかったかもしれないし、史上最年少チャンピオンが生まれていたかもしれない。

余程のバカでない限り、ご自身の行動がどういう影響をもたらすか?を理解できなかったはずはない。そんな方は、ゴルフ場に来る資格はない。

大袈裟でも何でもなく、歴史を変えてしまったかもしれないのである。

心無いシャッターを切った方は、そのことを心に留めて欲しいと思う。

僕だったら、あの瞬間、もっと怒鳴って、クラブを叩きつけていたと思う。

それにしても、「遼くん」は人間として素晴らしい。

それで崩れることなく、17番でバーディを取り、プレーオフ進出。

きっと近いうちに、日本オープンのタイトルを取るだろう!!