「生ゴミ」と「おむつ」と「当事者意識」。

久しぶりの雨でクールダウンした東京。

何週間ぶりかで、最高気温が30度を下回った。

ところで、月曜日は「燃えるゴミ」の日で、僕たちが住んでいるマンションでは、管理人の方が朝早くにゴミを外のゴミ置き場に移動する。

出掛けに「生ゴミ」を捨てに行った際、ゴミ箱の「おむつ専用」という文字に目が留まった。

2年ちょっと前までは、僕たちも、そのゴミ箱のお世話になっていたことを思い出した。

そして、たった2年前のことなのに、もう頭の中から消えていることに、自分でも驚いた。

同時に、自分は当事者ではないこと(目にしなくなってしまったこと)に「当事者意識」を持つことの大変さに、改めて気づかされた。

そういう意味では、政治家が一般の国民の生活をリアリティをもって理解するには、相当な「意思」の強さが必要だろう。

いや、政治家に限らず、日常生活においても、ビジネスにおいても、それは同じである。

「相手の立場になって考えろ」。

僕の好きな、ゴッドファーザーの教えでもある。