今年も残すところ、あと2週間となりました。皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
さて、僕がアメブロでブログを書き始めた2006年4月以来、これだけブログの更新ができなかったのは初めてでした。
最後に更新したのは11月5日なので、なんと一ヶ月以上も更新できずにおりました。
最近はfacebook での投稿がメインになってしまっているということもありますが、とにかく、仕事が忙しく、僕なりのスタイルのエントリーを書く時間が取れなかったのが一番の理由です。
今日は、僕のブログに読者登録をして下さっていたり、いつも読んで下さっている方々へのお詫びを兼ねて、近況報告のエントリーとしたいと思います。
まず最初のご報告として、12/15(木)13:30~@六本木ヒルズ49F(アカデミーヒルズ)にて、Innovation Weekend Grand Finale 2011(IWGF2011)と題したイベントを開催しました。
お陰様で、約300人の方々にご来場いただき、盛況にて開催することができました。
このイベントは今年5月20日に、ネットエイジを再始動された西川さん、1990年代の後半から日本のネット系ベンチャーシーンを取材・報道し続けているベンチャーナウの竹内さんと一緒に立ち上げた「Innovation Weekend」という活動の今年の集大成として行ったものです。
サンフランシスコで注目のシードアクセラレーター、RocketSpace Inc. Founder & CEO, Mr. Duncan R. Logan やCyberAgent America, Inc. President & CEO, 西條さん、そして、シリコンバレーで Angel Investor として活躍中の Mr. Richard Chen(元Google Inc.で現在は「はてな」の非常勤取締役としても有名)を招聘し、「Go Global !」をテーマに、それぞれの立場から、とても示唆に富んだ話をしていただきました。
また、僕の20年来の友人で、現在はシリコンバレーで「2度目(日本を入れると3度目)」の起業に挑戦中の吉川さんに、シリコンバレーのご自宅からSkypeで参加していただき(これがテクニカルトラブルで大変でした!)、シリコンバレー在住12年の苦労話をしてもらったり、今年8月に米国で会社を登記しサンフランシスコで活動を始め、ビザの関係で一時帰国中の若手起業家のホープ、Wondershake 鈴木さんに、この数ヶ月の苦労話と収穫について話をしてもらったり、SunBridge Partners の川鍋からはサンブリッジのシリコンバレーでの取り組みを紹介してもらったりと、盛りだくさんの内容でした。
そして、Innovation Weekend のメインコンテンツは、新進気鋭の若手起業家による「ピッチコンテスト」です。
IWGF2011では、歴代のInnovation Weekend 優勝者と準優勝者(第1回から第5回。なんとほぼ毎月、開催してきました!)に、一般公募と主催者推薦の中から13社を選出し、さらに、ウェブ上の投票により選出した6社を加えた「計17社」による熱いバトルが繰り広げられました!
そして、見事、優勝された「グラモ後藤さん」には、来年3月にシリコンバレーの Plug and Play Tech Center で開催される国際的な起業家イベントである「i-EXPO」への出場権を贈呈いたしました!
そんなことで、とにかく、忙しくしており、ブログの更新が滞ってしまった次第です。何卒ご了承下さい。
尚、このイベント(IWGF2011)は、昼夜を問わずに必至に働いてくれたサンブリッジのインターンの皆さんと当日のボランティアの皆さんの存在無しには、実現できませんでした。
>インターン&ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!打ち上げをやりましょう!
ところで、もうひとつ、大切なご報告があります。
今年1月に、創業者のアレンマイナー氏と2年半ぶりに再会したことがきっかけとなり、Global Venture Habitat(GVH)東京オフィサーとして、3月から関わり始めたサンブリッジですが、投資機能を含むGVH事業を会社分割によりスピンオフさせ、株式会社サンブリッジ グローバルベンチャーズを設立し、代表取締役社長に就任することになりました。
とても責任重大な職務であり、大きなプレッシャーを感じていますが、1991年に初めての起業をしてから20年という節目の年に、このような機会を与えてくれた関係者の皆様方に心から感謝をしています。
そして、本気で「世界一のGlobal Seed-Accelerator(グローバル・シードアクセラレーター)」を目指し、チーム一丸となって挑戦をして参ります!
皆様のご支援ご指導を宜しくお願い申し上げます。
最後にもうひとつ、ご報告させていただきたいことがあります。
2009年の夏、失意のどん底で、毎朝、妻を仕事に送り出した後、ただひたすら、ドラッカー、ミンツバーグ、クリステンセン、スマイルズ等の経営に関する書籍をカフェを梯子しながら読んでいた頃、突然(久しぶり)に電話をかけていらした法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科の小川孔輔教授のお導きにより、2010年4月より、同大学院(MBA)の兼任講師としての仕事を始めたわけですが、今年4月より、客員教授を仰せつかり、現在、3人の学生の方々の指導担当をさせていただいており、とても名誉なことと思っていると同時に、大きな責任を感じています。
それまで働いていた会社を退職し、人生のReDesignをするために大学院に入学し、必至に勉学に励んでいる方々に、僕の今までの経験、特にドリームビジョンで大失敗をした経験をもとに、少しでもお役に立てていればと思っています。
これまた幸いなことに、アレンおよび関係者のご理解により、法政大学経営大学院の仕事も続けていけることになり、本当にありがたいことと感じています。
そして、僕を信じて、株主として僕に懸けてくれたドリームビジョンの株主の皆さんには、何ひとつ、結果を残せていないにも関わらず、僕の新しい挑戦を温かく見守っていただいていることに、心から感謝をしています。
以上、ここ最近の近況報告をさせていただきましたが、今年は本当に色々なことがありましたね。
「福島県」出身の僕にとっては、忘れられない年になりました。
先達の血の滲むような努力により、Japan Miracle とまで言われた「昭和の高度経済成長期」に生まれ育ち、その恩恵を存分に享受してきた世代のひとりとして、この国難を打開するための一助となれるよう、甚だ微力ではありますが、自分自身が持って生まれたものを存分に発揮し、頑張っていこうと思います。
「4度目の年男」の終わりに、近況報告と「新年に向けての抱負」を兼ねて。
皆様、良いお年をお迎え下さい!