今さらながら、週間 東洋経済(2013年6月15日号)の「起業 100のアイディア」という特集を読んだ。
そこにあった南場さんのインタビュー記事で心に留まった言葉を書いておこう。
「ショッピングモールを始めた時、店舗獲得のために全国行脚をしたが、足で稼いだ事業は一瞬で冷え込むことはない。営業はオールドエコノミーのすることだと思っていたが、事業の基本であることを学んだ」。
「現会長の春田真が入社した時に『会社を自分の子供のような存在にしたいのか、ある程度、切り離して発展させたいのか。南場さんが作った会社だからどちらもありうるが、どちらかに決めて欲しい』と私に言ったことがきっかけだった。(中略)
なぜ春田が私にそれを聞いていたのか。迷いを抱かせた理由が自分にあったのだろうかと考えさせられた。これは即答してはいけない、自分でちゃんと決意して答えようと思ったんです」。
「私はアップルのスティーブ・ジョブズのような天才ではない。しかし、腰が強い組織を作ったことが自分にとって一番の宝物であり、勲章だと思っている」。
僕は、今までの人生で、誰の何に貢献できたのだろうか?
備忘録として。
ところで、今日は、KLab 真田さん、リミックスポイント創業者 吉川さん、NIKKO創業者 加藤さん(シンガポール在住)の、これでもか!という、大阪出身の3人に登壇していただき、公開でのメンタリングセッションを「大阪イノベーションハブ」で開催する。
大阪には縁もゆかりもない僕だが、このような試みをすることで、大阪の若い人たちに、少しでも貢献できれば幸いである。
そして、超過密スケジュールを縫って大阪に来てくれる真田さん、吉川さん、加藤さんに、心からお礼を申し上げたい!