出会いはいつも、自分から。

今日のタイトルは、僕が以前、コピーライターまがいのことをしていた頃、ある留学関係の会社の仕事で書いたものだ。

何か新しいこと、チャレンジングなことをしようと思ったら、待っていても何も起こらない。自分から動くことが大切だという想いを込めた。

もうひとつ、「Future is the result of today.(未来は今日の結果です)」というコピーを書いた。これは、かなり評判が良かった。

今にして思うと、僕の自作の座右の銘のひとつである「人生はすべて必然」ということにも繋がっている。10年以上前から、そういうことを考えていたようだ。

そんなことにも繋がることが、この夏の帰省中にあった。

実家(福島県郡山市)の方には、今も交流がある友人が何人かいる。しかし、そのいずれも最後に会ったのは、思い出せないほど前のことだ。

いつも、帰省する度に「友人の家に寄ってみよう」と思うのだが、いつも行動に移さずじまいだったので、東京に戻る日に思い切って寄ってみた。

訪ねていった友人(2人)の家は、僕の実家からは車で2~3分の距離にある。

残念ながら、ふたりとも留守にしており、会うことは出来なかったが、ひとりはお父さんとお姉さんが、もうひとりはお母さんがいらして、本当に何年ぶりかで顔をみて言葉を交わした。僕の突然の訪問を心から歓迎してくれた。行って良かったと思った。

不思議なことに、仲の良い友人にも関らず、随分とご無沙汰してしまうと、なんとなく敷居が高くなってしまい、何故か、訪問するのを躊躇ってしまっていた。その理由を真剣に考えたことはないが、友情が薄れていて、自分を受け入れてもらえなかった時のことを考えて躊躇していたのだろうと思う。要するに、傷つくのが怖いということだ。

冷静になって考えてみると馬鹿げた話しではあるが、人間というのは、ちょっとしたブランクによって相手との距離を感じてしまうのだと思う。

こんな「新しいチャレンジ」とは程遠いことであっても、時と場合によっては「勇気」が必要だということだろう。

ある結果を望むのなら、自分から行動することが大切だということを改めて感じたひと時だった。日常のちょっとしたことでも。