「1点」の差が、人生を分かつ。

「98点」と「99点」の差は、誤差のようなものだ。しかし、「100点」と「99点」の間には「大きな壁」があると思う。

例えば、スポーツの世界で「トップアマ」と「底辺のプロ」とでは、まったく次元が異なるだろう。

僕の生きる世界で言えば、株式公開あるいはそれに準ずる結果を出した「創業者・起業家」なり「企業」と、そこにあと一歩届かない人物および企業では、その評価は「雲泥の差」となる。その「1点」が大きな「レバレッジ(係数)」をもたらす。人材の応募(採用)等において、顕著に現れる。

僕が20代の頃に働いていたODSという会社では、しばしば「閾値(いきち)」という言葉が使われた。

ある一定の水準を超えるか超えないかでは、その価値が大きく異なることを指していた。分かりやすい例で言えば、ある「閾値」を越えるか超えないかで、給料も大きく異なるということである。

僕は、今度こそ、その「1点」を取りに行きたいと思う。