「進退」を賭ける。

参院選を間近に控えて、政局が慌ただしさを増している。間違いなく、日本は大きな転機にいるだろう。

僕のブログを読んで下さっている皆さんもご存知のとおり、民主党の小沢さんは、今回の参院選で野党が過半数を取れなければ、党首のみならず、政界を引退する覚悟だとという。

新聞紙上等で書かれているとおり、安倍首相なり自民党を揺さぶるという狙いがあるのだろうが、それだけで、自身の進退を賭けるということは出来ないだろう。

僕はもちろん、小沢さんのことはマスコミでの報道以上には知らないが、ご自身の政治生命と日本の政局を考えた時、小沢さんにとって、ここが最後の勝機と判断されているのだろう。

話しは少し異なるが、数日前の日経新聞にサイバーエージェントの藤田さんの記事が書いてあり、そこで、一時期、同社の副社長として藤田さんを支えた現インタースパイアの早川さんのコメントにも、同じようなものを感じた。

早川さんのコメントは、藤田さんの凄いところは、「常に退路を断って事に臨んでいた(る)」というものだ。

「言うは易し、行うは難し」である。

日本国民のひとり=当事者として、今回の参院選の行方を注意深く見つめたいと思う。