「ミハエル・シューマッハ」が「皇帝」になった理由。

F1フリークの皆さんにとっては、先週末は年に一度の大イベントだったことと思う。

僕の身近なところでは、ダイアログ・マーチャンダイズ社長であり、ドリームビジョンの監査役でもある堀水氏と、当社のインターンであり、F1レーサーを目指している前田翔平という学生が、富士スピードウエイの熱戦を満喫してきたようである。

ところで、2ヶ月ほど前に知り合ったドリームインテリジェンスの久保さんから、なぜ、ミハエル・シューマッハがあれ程までに強かったのか?そのことに纏わる話しを伺った。

久保さんは、元F1レーサーの中野信治氏���知り合いらしい。

中野氏の話によると、シューマッハは、レースが終った後も、トレーラー(クルマを積むトラック)に乗り込み、夜遅くまで筋力トレーニングをするなど、相当な努力家だったらしい。

ある時、誰と言っていたかは覚えていないが、シューマッハに、「なぜ、そこまで頑張れるのか?」と質問をしたところ、彼は、こう答えたという。

「みんなが僕のために一生懸命に頑張ってくれている。その彼らの頑張りに応えるために、僕はミスはできない」。

彼が所属していたフェラーリというチームには、世界中の「精鋭たち(メカニック)」が終結している。その数は、おそらく、100名にのぼるだろう。

シューマッハとしては、その「天才たち」の努力に応えるためにもミスはできないし、自分には「勝つ責任がある」という強い自覚があったのだろう。

だからこそ、フェラーリのメカニックたちは、なんとかシューマッハを勝たせようとして、一生懸命に頑張っていたのだと思う。

そんな話しを久保さんから聞いた。