ワーク・ライフ・バランス。

昨日のエントリーで、先週はよく働いたと書いたが、やはり、44才の身体は正直だ。

この週末は、かなり疲れていた。外出先から帰る途中、子供がクルマの中で眠ってしまったので、途中で立ち寄ったスーパーでは、妻がひとりで買い物をしている間、運転席のリクライニングを倒し、僕も暫しの睡眠を取った。午睡は身体にいいという。

さて、今日は昼前から「羽根木公園」に出掛けた。

昨年は2月中旬に行ったので、満開の「梅」の花を楽しめたが、今年は既に終わりに近づいていた。それでも、白と赤のキレイな梅の花を見ることができた。

ところで、子供を遊ばせながら、ふっと目を横にやると、新築の一軒家の展示会をしているのが目に留まった。もちろん、買えるわけでも、買う気があるわけでもないが、子供が将来、大きくなった時、こんな環境だったらいいだろうな・・・と思い、どんな家なのか見てみることにした。

41坪の敷地に48.8坪の家で南西に面していて(西側が羽根木公園)、とてもステキな家だった。こんな家に住めたら、いいだろうな・・・と思いつつ、リビングのソファーに座ったが、こういう家(大きな公園の隣で、都心から離れている閑静な住宅街)に住むには、まさしく、「ワークライフバランス」がとれていないと無理だろうなと思った。

この優しい空間を楽しむ「時間と精神的な余裕(それには、経済的基盤が必要だ)」がないと、意味がないのである。

今の僕には無理だ。

ところで、ワークライフバランスと言うが、本来は「ライフ(人生や生活)・ワーク(仕事)・バランス」という「順番」のはずである。

そんなことを考えた。

あと10年ぐらい頑張って働いたら、葉山に家を買って、クルマで都内に通勤するのが、僕の「夢」である。クルマで通勤しても疲れないぐらいしか、働かないという意味でもある。

その分、子供と遊びたい。そして、子供が日中、学校に通っている間は当然、葉山国際CCで「ゴルフ」である。そして、シングルプレーヤーを目指したい。

そんな生活を夢見て、「初めての子育て」と「3度目の起業」を楽しみたい。

追伸:ドリームビジョンを創業する前は、そんなことは考えもしなかった。年を取ったのか、人生の意味に気づいたのか?ところで、ネットライフ企画の岩瀬さんのブログ&彼を紹介していた日経新聞の記事で、こんなことを知った。アメリカで「死の床にある経営者(CEO)」は、誰一人として、もっと仕事をすれば良かったとは答えず、もっと「家族や自分」のために時間を使いたかった、と答えるらしい。