「田舎の温泉旅館」でも「グローバル経済」の中で戦っている。

梅雨明けしたらしい「七夕」の福岡。Asia Innovation Initiative(AII)の初日。

朝から晩までビッチリのメニューで尚且つ英語でのセッションが多く、睡眠不足と相俟って、集中力の限界と戦いながら出席した。

ベンチャー関連のカンファレンスとは違ってテーマが「国際社会(AIIはアジア)」であり、話しのスケールが大きい。

エネルギー、環境問題、教育等、どのセッションも興味深いものだったが、その中でも、中国国際関係学会 筆頭副会長・元中国外交学院院長である「ウー・ジャンミン(呉建民)氏」の話しには聞き入るものがあった。

外交官としてヨーロッパに滞在した経験のある氏は、とても流暢な英語を話し、当然のことだが国際情勢に精通している。

AIIのようなカンファレンスに出席する度に「国際情勢(政治・経済)」に関する理解を深める必要性を感じるが、昨年の上海訪問をきっかけに遅まきながらアジア人としての自覚を持った僕は、今回はよりいっそう、その必要性を感じた。勉強する時間をつくらなくては・・・。

印象に残ったこととしては、経営共創基盤 代表取締役CEO 冨山和彦氏の「田舎の温泉旅館でもグローバル経済の中で戦っている」というひと言もそのひとつである。

ドリームビジョンの事業も然りである。

今後のドリームビジョンの経営を考えるヒントを得るべく、二日目のセッションにも臨みたい。