家族の触れ合い。

夏休み最終日の日曜日は、都内のお寺で、妻の両親の七回忌の法要を行った。

僕たちの子供も連れて行ったが、お坊さんのお経に併せて、お経のような歌のような言葉になっていない彼流のお経を読んでいた。おまけに、僕たちがご焼香をする姿を真似て、自分ひとりでご焼香をしていた。子供は、習得がとても早い。

法事の後は、妻の兄と彼の元の奥さんと僕たち3人で昼食を共にした。久しぶりの再会に最初は照れていた僕たちの子供も次第に慣れてきて、大はしゃぎで喜んでいた。

妻の両親の兄弟は既に亡くなっている人も多く、また、健在の人も自分で移動するのは大変ということもあり、今回の法要は「5人」で行ったが、昼食の席で、このメンバー(家族)での会食は楽しいということを思い出し、家族がいることは幸せだということを改めて実感した。

大家族で育った時の思い出とも、帰省中に親族みんなで過ごした時とも違う、妻方の家族との触れ合いを大切にしたいと思った。

僕たちの子供のためにも。

そういう意味では、妻の両親が生きていてくれたら、僕らの子供の誕生をどんなにか喜んでくれただろうに・・・と思う。