「創業は易く、守城は難い」。

年が明けてから、今までの自分を振り返ることが多くなった。

「シリアル・アントレプレナー」と言えば聞こえはいいが、継続性がないと言い換えることもできる。

最初に創った会社が「9年」、インタースコープは「7年」、ドリームビジョンは、来月で「3年」になる。

インタースコープの事業基盤は、最初の会社で創ったものなので、2つの会社は繋がっているとも言えるが、株主構成やそのスケールはまったく異なるものになったわけで、別々と考えた方がよいと思う。

物事は時に「10年」を一区切りとして考えるが、ドリームビジョンは「10年」以上、継続させていこうと思っている。

その内容はともかく、何とか3年は越えられそうだが、現在の経済状況と今後の社会構造の変化を考えると、この先の7年は、そう簡単ではないだろう。

今までは、野球で言えばホームラン、ゴルフで言えばイーグルを狙ってきたが、これからは、着実にヒットとパーを重ねるプレーができるよう、自分の「スキル」と「精神」を鍛錬し、「継続性」のあるプレーヤーを目指そうと思う。

創めるのは誰でもできるが、それを維持・発展させていくのは、とても難しい。

「創業は易く、守城は難い」。

これからの僕のテーマでもある。