「いつかはクラウン?」V.S.「いつまでもクラウン?」

今週号の日経ヴェリタスで「自転車」に関する記事を読んだ。

東証一部上場で自転車販売店を展開する「あさひ」という会社が紹介されていた。

同社の下田社長が「高級自動車よりも、シェイプアップされた体とか、文化的教養とか、お金だけでは買えないものを求める人が増えた」と語っているが、たしかに、日本人の価値観は、変わりつつあるように思う。

因みに、僕が大学生の頃(1980年代の前半から半ば)、「白いクラウン」は「豊かさ」のシンボルだった。

今の大学生にとって、「白いクラウン」に乗る「中年太りの男性」と「プリウス」に乗る「シェイプアップされた中年男性」では、どちらが魅力的だろうか?