日本社会の「開幕戦」。

女子ゴルフの今シーズン初戦は、三塚優子選手が優勝(ツアー通算3勝目)。賞金1,440万円を獲得した。

僕の応援する「横峯さくら」選手は、通算5アンダーの4位。

残念ながら優勝は逃したが、開幕戦としては、良いスタートを切ったのではないかと思う。

ところで、来月から「新年度」となる日本社会。政治も経済も教育も福祉も、様々な領域で混迷を極めている。

僕が大人になって以来、社会の仕組みがここまで揺らいでいる時はなかったと思う。

昭和の高度経済成長を実現した社会の構造が時代の変化に取り残され、「制度疲労」を起こしている。

騙し騙しの日本社会の運営は、もう限界だろう。

古いバージョンの「OS」に、いくら最新のアプリケーションを載せても、機能するはずがない。

「新しい時代に即した社会の仕組み(OS)」を創っていくためには、「大局的な視点」で社会の在り方をデザインし、同時に、それを実現するためのシステムを「ミクロの視点」で構築していくことが求められる。

全体最適と部分最適を、どうバランスさせるか?

ひとりひとりが「当事者意識」を持ち、「新しい日本の姿」を思い描いていくことが必要である。