一夜限りの「インタースコープ再結成」。

昨日はほぼ一ヶ月ぶりに、セラピアの鈴木さんの整体を受けた。

施術が終った後、鈴木さんに「今日の平石さんの整体は、僕の最高傑作なんですけど、どうですか?」と言われたが、ここ一ヶ月ぐらい続いていた微熱っぽさと怠さが嘘のように消えており、とても体調がよくなった。

午前中に行った掛かり付けのクリニックで、専門の病院での精密検査を予約してもらった後だけに、皮肉なものである。

ところで、鈴木さんの整体を初めて受けたのは2001年(僕にとっては「暗黒時代」だったインタースコープの代官山オフィス時代)なので、そろそろ10年近くになる。

その間、年齢による変化は勿論、その時の精神状態がどう影響を及ぼしているか等も含めて、僕の身体の変化をつぶさに見てくれている人である。

身体に限らず、自分自身の変化や変遷を「時系列」で見てくれている人がいることは、色々な意味でとても頼りになる。

何か「変調」を来した時、何事もその時のことだけでは判断できず、結果には必ず「原因」が伴っており、現状を理解するには「過去」や「背景」を知っている必要がある。

「社会」を理解する上で「歴史」を学ぶ必要があるのと同じである。

話は変わるが一昨日、久しぶりに都営「浅草線」と「三田線」に乗った。

普段乗り馴れていない地下鉄で、浅草線から三田線に乗り換える際、どの電車に乗ったらいいのか?少々戸惑った。

その地下鉄のことだが、日本に住み、日本語での案内があるの生活しか知らないと、その「便利さ」が当たり前になってしまう。

僕はロシアに行くようになって、初めてNew Yorkに行った時、地下鉄の乗り換えや郊外へ行く電車に乗る際に、とても緊張していたことを思い出した。

ロシア語はアルファベットではなく「キリル文字」で、街中の標識や地下鉄の案内を見ても、何も分からない。

そんなこともあり、今は「英語圏」に行くと「なんと快適なことか!」と思う。

ソフトブレーン創業者の「宋文洲さん」や「パラダイス鎖国(必読!)」著者の海部美知さんが、日本(この場合、東京を指している)に戻ってくる度に「その快適さを実感する」と共に、その快適さ故に、いつの日からか「日本人は海外に対する興味関心や海外に出て行こうという旺盛な心が失せてしまったように思う」と言っているが、そのことを実感する。

ジム・ロジャースが「証券市場しか知らなければ、証券市場さえも知らないことになる」と言っているが、日本しか知らなければ(比較対象がなければ)、それは、日本がどんな国かを知っているとは言えないのである。

ところで、来月9日(3/9)で、山川さんとふたりでインタースコープというベンチャー企業を創業してから、ちょうど10年になる。

残念ながら、我々の力不足で、法人としての存在はなくなってしまった(同業のインフォプラントと合併し、ヤフーバリューインサイトとなっている)が、インターネットの黎明期を全速力で駆け抜けた事実は消えないし、インターネットリサーチ市場をリードし続けた快感は今も尚、それぞれの胸の中に生きていると思うので、山川さんと相談し、「一夜限り」の「インタースコープ再結成」をすることにした。

連絡がつく人達にはほぼ一通り連絡をしたので、僕のブログでもお知らせした次第。

雇用形態や期間の長短を問わず、何らかのかたちでインタースコープに在籍したことがあり、今も尚、同じ釜のメシを食った仲間だと思ってくれている人は是非、「一夜限り」の「再結成」に参加していただければと思う。

記念すべき集いの「幹事」は、幸か不幸か時間に余裕のある「僕自身」が担当しているので、参加してくれる人は、2010年3月9日まで有効の下記メールアドレスまで、連絡をくれたし!!

interscope@mcx.co.jp

昔話に花を咲かせつつ、それぞれの「将来を語る楽しい夜」にしたい。

追伸:YVIメンバーおよび年度末という変数を考慮し、「開催時間」を「20:00~22:00」に変更しました。是非ともご参加を!!!

その2:「22:00~22:30」は「ロスタイム」としており、その間(会費をオーバーした分)は、平石・山川の「おごり」です!!