物事を決めるのは「主観」なのである。

ビジネススクールも夏休み。

僕が担当しているゼミ形式の授業も、今週を最後に「オフィシャル」には9月半ばまでお休み。

但し、途中でゼミとしての補講があり、また、個別に補講をリクエストされているので、実質的にはあまり変わらないというか、むしろ、大変かもしれない(笑)。

ところで、昨日のゼミで、主査の小川教授が、「なるほどな・・・」と思うことを仰っていた。

それは、プランの善し悪しはさておき、周囲の助言や提案を、本人が「納得」しているか?ということ。

人間は客観的に見てどんなに素晴らしい提案でも、自分にとって「納得」がいかなければ、それにコミットすることはない。

つまり、それが客観的に支持されていようがいなかろうが、物事を決めるのは「主観」なのである。

そのことを再認識させられた。

小川先生のご専門は講義形式の授業は別として、ゼミ形式の授業では、あまりテクニカルなことは言わない。

それはむしろ、僕の役割であり、小川先生がアドバイスするのは「本質的」なことだけである。

人間は誰しも、腑に落ちれば、黙っていても突き進む。

小川先生は、そのことを熟知されているのだろう。

あなたは、何をやりたいのか?

問うべきは、そのことである。