妻の発熱で「IVS京都(カンファレンス)」をキャンセルしたため、アポのない時間が突然、2日間も出現した(幸いにしてインフルエンザではなかったようで、彼女は今日から仕事に復帰)。
読みかけのドラッガーを読んだり、インタースコープの頃に一緒に仕事をしたある方から久方ぶりに連絡があり、お会いすることになったりと、予期せぬ時間も悪くはない。
ところで、先週は男子プロゴルフの今季最終戦「日本シリーズJTカップ」があった。
「金 庚泰」「石川遼」「池田勇太」の3選手による賞金王レースがテーマではあったが、僕は、優勝した「藤田寛之」選手の存在感を改めて感じた。
上がり3ホールを、バーディ、イーグル、パーで締めくくり、逆転で「谷口徹」選手に競り勝った。
東京よみうりCC最難関と言われる最終18番ホール(パー3)の第1打をバンカーに入れたものの、第2打をピン上60センチにつける。
但し、きつい芝目と下りのパット。
「ここの18番の傾斜のきつさは日本一。距離を合わせて弱く打てば大きく曲がる。まっすぐ強めに」と腹を決めて、1パットでパーをセーブ。
でも「外れていたら8メートルはオーバーしていた。僕のゴルファー人生で1番怖いパットだった」そうだ。
僕は一度だけ、至近距離で藤田プロを見掛けたことがあるが、身長は僕(170センチ弱)よりも小さい。
彼自身、ある雑誌(たしかGoGol!だったと思う)のインタビューで、欧米の一流プレイヤーと比較して「クルマに例えれば、自分はポンコツ。あっちはスーパーカー。でも、そのポンコツでどこまで勝負できるか?トコトン挑戦したい」と言っていたが、本当に「努力の人」なのだろう。
30代後半になり、持ち球をフェードからドローに変え、尚かつ、40歳を超えてから、一段と強くなった。
どれだけ「努力」できるか?も、大きな「才能」だということだ。
藤田選手の活躍を期待し応援すると共に、僕自身も「努力」しよう。
まだまだ足りない!!