日本一、凡人が変われる学部。

日本一、凡人が変われる学部。

野村監督は「不器用な人間が器用になろうとする必要はない。『自分は不器用である』と認識し、徹することである」と言っている。

そして、「不器用は、最後は器用に勝る。不器用な人間は、要領が悪く、何度も失敗するため、一定のレベルに達するまでに時間がかかる。だが、試行錯誤を繰り返す中で、おのずと失敗から学び、知識や理論、経験則が蓄積されていく。それらは一度身につけば失われることはない。」とも言っている。

僕は、そんな野村監督の言葉に何度も勇気づけられてきた。

ところで、「他人の夢を笑わない武蔵野EMC」の魅力を伝えるVol.2 は、「日本一、凡人が変われる学部」というタイトルだ。

プロジェクトという授業の前期で、僕のクラスを選択してくれた武蔵野EMC一番のイケメンの言葉を紹介したい。

「自分は他のEMCの学生たちと違って、小学校から高校まで何の変哲もない公立・県立校を歩んできた。高校は普通科に進み、将来は公務員(教員、警察官など)や、ある程度の規模の商社など、安定した道を歩もうと思っていた。そして、とても狭い視野で生きてきた。

高3の時、受験勉強をしながら、本当にこれでいいのか? と考えるようになった。現役で大学受験に失敗し、浪人という道を進んだ時、それまでは真剣に考えたことがなかった自分の人生の進路や未来について、深く考えるようになった。

その時、自分の中で初めて、安定を取ることがつまらないと感じ、他人と異なる道を進むことへの興味が湧いた。そして、何かを成し遂げたいと思うようになった。でも、自分が何に興味があって何をしたいのか、まったく分からなかった。

そんな時、武蔵野EMCという学部を見つけ、直感的にここに進むのが自分に取ってベストなのではないか、そう思った。

やりたいことを探す、視野を広げるにはこの学部に進むべきなのではないか。大学進学について、2年間考えてきたなかで、初めて心からワクワクした。そんな出来事を通して、僕はEMCに入学した。

EMCに入ってみると、自分の視野がとてつもなく狭かったこと、社会にはもっと広くて多様な価値観を持った人間がたくさんいることを理解した。自分に無いものをたくさん持っている人たちと一緒に過ごしていく中で、中身も外見も、少しずつ変化していくのを感じた。

そして、1年間かかったけど、人前で自分の意見を述べること、プレゼンで自分の思いを全力で伝えること、仲間とぶつかり合っても話し合いをすること、考えていたことと現実に大きなギャップがあることなど、ここに来なければ絶対に気づかず、変われなかったことがたくさんあった。

自分のような狭い環境で限られた価値観や視野しか持っていない高校生が、今後の人生を最高に楽しくできる術を学べる場所が、武蔵野EMCなのではないか? 2年生になった今、そう思う。

そして、事を成す人間になれる可能性が一番あるのが、この学部だと思う。

武蔵野大学2号館EMCベースのポスター

いい意味で何かに取り組んでいないと置いていかれる感覚や劣等感を覚えるかもしれないけど、特異なコミュニティだからこそ、普通の大学生なら考える必要がないことを考えるという機会が多々あり、その経験は必ず、未来の自分にとって大きな糧となるはずだ。

そういう自分は、まだ何も結果を出せたわけじゃないし、もがいている最中だけど、凡人が社会に価値を生み出せる人間に変わることのできる日本一の学部だ。

幸運に感謝し、自分ができることを一つ一つやっていきたい。

by 武蔵野EMC第1期生 丸山智則 (@maru_tomo0310 )

武蔵野大学オープンキャンパス:2022年8月20日(土)