Pay it forward. (恩送り)

Pay it forward. (恩送り)

誰しも多くの人から支えられ、助けられて生きている。特に、起業すると、毎日が困難の連続で、誰かの助け無しには生きていけない。

僕も28歳で起業し、まだ右も左も分からず、売上もままならず、生き延びていくのに必死だった頃、先輩起業家や会社勤め時代の上司等に、いつも相談に乗ってもらい、助けてもらってきた。

でも、彼らに僕が恩を返すことはできない。僕の助けを必要としていないからだ。そもそも、自分よりも経験豊富で能力もある方々の役に立てることはそうそうない。

つまり、当時の自分がそうだったように、毎日、必死にもがいている若い起業家(起業家でなくても)に「恩を送る」ことが、幸運にして何とか生き延びて来られた我々の責任であり、義務ということだ。

そう。能力とか実力とか以上に「運」が良かっただけなのだ。それを勘違いしてはいけない。

上記の内容とは少々異なるが、武蔵野EMCでは、Pay it forward 的な価値観とカルチャーが育まれている。是非、それをEMCのカルチャーとして根付かせていって欲しい。

「他人の夢を笑わない」武蔵野EMCの魅力を伝えるブログ Vol.10

「『Pay it forward』という言葉がある。

この言葉の本来の意味は、『自分が受けた恩を次の世代に送ること』だと聞いている。

でも、EMCには、それに近い価値観とカルチャーがあるように思う。

EMCはやることなすこと、その多くが許容的であり、他の大学と較べて、時間に余裕がある。それ故、自分のやりたいこと、熱中することを発見でき、実際に行動に移している人が多い。

でも、どんなに熱意、湧き上がる情熱があっても、やっぱり、一人でできることは限られている。

そんな時、このEMCには自分の想いを真摯に聞いてくれ、自分の想いに共感し、協力してくれる仲間がたくさんいる。世の中には、その行動の代償を求めてきたり、そもそも自分の想いを笑ってくる人がいるかもしれない。

でも、この学部にはそんな人はいない。何故なら、みんながそれぞれ情熱を持って、その人の想いを理解できるから。

2021年4月に開設されたばかりのEMCには、まだ2学年しかいないけど、『Pay it forward』という言葉は将来、EMCの価値観、カルチャー、日常の営みを表す言葉になると確信している」。

by 前川大空(武蔵野EMC第1期生)

武蔵野大学オープンキャンパス(2022年8月20日参加申し込みページ!)