遺伝の問題。

ようやく悠生の熱が下がったが、まだ、具合が悪い。

さすがに、1週間も具合が悪い日が続くと、悠生自身は当然だが、彼を看病している我々の体力も限界になってくる。昨日は、少し眠っては起き、少し眠っては起きを10回ぐらい繰り返しただろうか? 今日もそんな調子である・・・。

ところで、今朝(厳密には昨日の朝)、近所の小児科に連れていった。血液検査の結果を聞いたところ、白血球の数が多く、まだまだ治ったとは言えないと言われた。

また、悠生の場合、母親の体質を受け継いだのか、免疫力があまり高くなく、白血球が常時、ウイルスや細菌と戦っているらしい。しかし、それが限界に達すると発熱するということのようだ。

「遺伝」であれば何とも仕方が無いが、この話を聞いて、正直、僕はかなり落ち込んだ。これから先も同じようなことが続くわけだし、小学校に入ってからも、しばしば熱を出して学校を休むことになるのかと思うと、何とも言いようがない想いにかられた。

五体満足で生まれて来ているのだから、それで幸せと思うべきなのかもしれないが、親心としてはついつい、もっと丈夫な子だったらと思ってしまう。

話しを元に戻すと、看病疲れで妻の具合が悪かったので、今日は午後から悠生を1週間ぶりに保育園に連れていった。そして、僕らは昼寝をした。それでだいぶ身体が楽になった。

夕方、悠生を保育園に迎えに行ってみると、ちょっと疲れた顔をしていた。

妻は大学院に通っており、課題や発表や学会等があり、さすがに子供が1週間も具合が悪いとどうにもならなくなってしまう。子育てと大学院の両立は、並大抵のことではないということに、本人も気がついてきた。(会社の立ち上げとの両立も大変である。)

しかし、「人生はすべて必然」なので、きっとこれを乗り越えることで、親子共々得るものがあるのだろう。

そう思って頑張りたい。