ネットエイジの上場記念ゴルフ!!!

昨日は「ネットエイジの上場記念ゴルフコンペ~西川杯!!!」に参加してきた。

6組24人が参加したコンペだったが、結果は「54+58=112」という散々なスコアだった。

台風じゃないかというぐらいの強風で、ナイスショットをしても平気で30~40ヤードは戻されるというコンディションだったが、そんな状況下にあっても「36+39=75」という驚異的なスコアを出す方もいた。すべては「実力」ということだ。

さて、僕がゴルフを本格的にやり始めたのは、ここ4~5年であるが、ベストスコアは「43+46=89」。2004年の11月に宮崎のフェニックスで出したものだ。80台のスコアは、あとにも先にも、その1回しかない。

2004年の8月から、片山晋呉プロのコーチを務める谷将樹さんが経営するゴルフスクールに通い出し、我流のスイングを抜本的に改造してきた。

その結果、球筋が変わった(良くなった)。ドライバーはまだまだ平凡な球筋だが、アイアンは力強い球を打てるようになり、特にショートアイアンの精度は格段に高まった。

しかし、まだまだスコアはおぼつかない。

それは何故か? 昨日は、かなりのそのことを考えた。

所詮、ゴルフはゴルフと割り切れる人もいるのだろうが、僕にとっては、2年もレッスンに通っていながら、どうして、こうもスコアが向上しないのか?と考えてしまう。

コースの攻め方が悪いのか? それともメンタル面が弱いのか? その両方が当てはまるのだろうが、戦略性が足りないのかもしれない。

このエントリーを書きながらふっと思い立ち、今年に入ってから計7回のスコアをすべて「ショット数+パット数」に分解してみた。因みに、ゴルフは「パー(規定打数):72」の内、ショット(36打)+パット(36打)=72打である。

すると、最も良いショット数が「51(つまり15オーバー)」、最も良いパット数が「33(つまり3アンダー)。最も悪いショット数が「75(39オーバー)」、最も悪いパット数が「48(12オーバー)」となっている。

話しは変わるが、僕は「3度も起業」しているくせにミスショットを恐れるがあまり、もともとはスロープレイ気味だった。しかし、レッスンの成果が出て、ショットはスロープレイではなくなったと思う。

でも、パターは、集中力を高めようと思うと、どうしてもスロプレー気味になる。

人に迷惑をかけるのが嫌なので、最近、それを直そうとパタースタイルを変えたところ、以前は得意だったパットが入らなくなった。それでも最悪で「48パット(12オーバー)」である。

それに引き換え、ショットは「51(15オーバー)~75(39オーバー)」と開きがある。

要するに、まだまだショットが安定していないということである。

問題は、どのショットの精度を高めるべきか?ということだ。

僕は、2年ぐらい前から、18ホールで使ったクラブをすべて記録している。今年の計7回のスコアカードをもとにミスの内容を分析しみると、自分で思っていたこととは違う結果であることが分かった。

ミスの内容を、ティーショット(第1打)、セカンド、アプローチに分けて集計してると、ティーショットのミス:38回、セカンドのミス:22回、アプローチのミス:25回となっており、すべては「ティーショット」にかかっていることがよく分かる。

自分の中ではアプローチ(小技)が本題だと思っていたのだが、実は問題はティーショットだった。

良いショットを打とうという思いから、肩に力が入り身体が回らなくなる。その結果、極端なトップになり、球が左に出て30~40ヤードしか飛ばないミスが出る。

これを無くせば、良いスコアが出るはずである。

昨日は、ショット:65(29オーバー)+パット:47(11オーバー)=112で、その内、ティーショットのミスは「6回」だった。それに加えて、風の影響でナイスショットのはずが飛距離が足りないというセカンドが5~6回。パットは今期のワーストに近い「47」なのでベストよりも「10打」悪い。

ということは、理屈の上では、ショット「10打」+パット「10打」=20打縮めることができれば「92」で回れる計算になる。

たしかに、僕の調子が良い時のスコアである。

はたして、次回、どのようなスコアが出るか? 力を抜いて頑張りたい(会社の経営も同じか!?)。

ところで、昨日のコンペは、つい先日まで「楽天野球団」の取締役をしていた小澤隆生さんと同じ組だった(今、気がついたが、僕の弟と同じ名前だ)。

最終ホールの途中で彼が、「(これだけスコアが悪いと)心が折れますよね・・・」と言ったことに対して、「僕はさっきのバンカーショット(グランドキャニオンと言われている物凄く深いバンカー)の5打で折れたままですよ」と言葉を返した。

しかし、これで終わったのでは自分が許せないと思い、このショットは「絶対にグリーン載せてやろう!!」と思って、キャディーさんにヤーデージの確認をした。

彼女の回答は「160ヤード」だったが、僕は「上りだし、アゲインストなので、1クラブ長い方がいいですよね?」と確認したところ、「いえ、そんなことないんじゃないですか」という答えが返ってきた。

しかし、昨日はそれまでもキャディさんの読みと僕の読みが違い、結果として僕の読みの方が正しかったことが数回あったので、今回は「今日最後のショットなので後悔したくないから、クラブを替えさせて下さい」と言い、30ヤードほど走って5番アイアンを持ってきてもらった。

結果は昨日一番の会心のショットで見事にグリーンにオン。2パットで「パー」を取った。

やはり、自分の判断を信じるべきだと改めて思った。それなら、失敗しても後悔はない。

5番アイアンのショットを打った後、僕が「小澤さんのひと言で心が戻りました!!!」と言ったところ、「実力ですよ!!!」という返事が返って来た。昨日の僕にとっては、もっとも嬉しい出来事だった。

彼はビズシークというネットビジネスを立ち上げて、グロービスから出資を受けていたが、5年前に楽天に事業を売却して、楽天で働いていた。本人曰く、「三木谷から面倒くさい仕事ばかり回ってきて・・・」と言って笑っていたが、そういう彼の明るさと優しさが三木谷さんの信頼を勝ち得ていたのだろう。

今まではベンチャ-のイベントで顔を合わす程度でゆっくり話しをしたことはなかったが、昨日のゴルフと懇親会で彼の人となりに触れ、ファンになった。

スコアはボロボロで「心も折れてしまった」一日だったが、こうして振り返ってみると、小澤さんとの交流や自分のスコアの分析をさせたことも含めて、良い「原因」が潜んでいたのかもしれない。

また、以前からの「予定」とは言え、悠生が具合が悪いなか、文句のひとつも言わずに好きなゴルフに行かせてくれた妻には感謝している。

追伸:悠生もようやく良くなった。明後日からは保育園に行けるだろう。