ディープインパクトにみる「引き際の美学」。

数日前の新聞で、ディープインパクトが今季限りで引退するという記事を読んだ。にわかファンのくせに、胸に迫るものがあった。

僕は競馬のことを殆ど知らないが、馬主の方のコメントとして「来年は重しのハンディが大きく、簡単には勝てない(難しくなる)。『有終の美』を考えて今季限りにした」というという趣旨のことが書かれてあった。どんな世界でも「世代交代」は避けられないということだろう。

アイルトン・セナ、伊達公子、中田英寿など、僕の好きな人達は皆、引き際が潔いというか、ピークの時に引退をしている。セナは引退ではないが、やはり、ピークの時にこの世を去ってしまったが故、人々の心に強く刻まれたと思う。僕が好きな人の中では、カズだけが例外で今も現役に拘っている。

スポーツ関連に限らず、政治家にしても、起業家にしても、その人の生き方が「引き際」に表れると思う。

僕も常に、潔い生き方をしたいと思っている。