ノロウイルス

幸いにして僕は元気であるが、僕の周りにもノロウイルスにやられてしまった何人かいる。ドリームビジョンの創業メンバーである安田くんもそのひとりである。

彼は一人暮らしをしており、心配になったので、コンビにでお粥などを買い込み、中目黒に彼を見舞いに行った。今週月曜日のことである。

だいたいの場所は知っていたが、住所までは知らなかったので、彼のアパートの近所と思われるコンビニで買い物をした後、電話をした。

熱があるので外に出てくるなと言ったのだが、ケイタイで話しをしながら、ダボダボで今風のGパンとシャツを着て、僕を探しに外に出てきた。

彼は精神的にマチュアというか安定しており、仕事の時はとても大人びて見えるのだが、その時は、26才の若者の顔をしていた。

その彼を見て、ふっと、自分が26~27才の頃を思い出した。

あの頃の僕は、43才(今)の自分はまったく想像できていなかったが、当時の「夢」は叶っただろうか・・・。

当時の僕は、将来に対する「不安」の方が大きく、「夢」や「希望」といったものは持っていなかったような気がするが、今の自分はとても幸せだと思っている。

子供も生まれて父親になり、こうして、3度も起業するチャンスをいただき、安田くんのような優秀なパートナーに恵まれている。そのことに感謝をしている。

そして、5~6年経った頃、僕と一緒にドリームビジョンを創業して良かったと安田くんが思えるよう、ひとつずつ、努力を重ねて行こうと思う。