「創造力」と「自己変革」。

マネックスの松本さんのブログに「創造力」というテーマでのエントリーがあった。

ノーベル物理学賞学者の江崎玲於奈博士の講演を聴かれたそうだが、「創造力」と「分別力」の話しが最も印象に残ったそうである。

江崎博士曰く、「創造力は20才がピークで70才でゼロに近づく。一方、分別力は20才から増え始め、70才では最大になっている。この創造力と分別力線は『45才』で交差する」そうである。

僕は今、44才。この「交差点」まで、あと1年を切っている。

しかし、人間には「個人差」というものがある。そして、それは大きいと思っている。

僕の好きなプロゴルファーの青木功は、「プロゴルファーのピークは30代前半だと思うが、自分にはそれが『5才』遅れてやってきたと思う」と、自身の著書で語っている。

ゴルフファンなら誰でも知っているであろう、あの「全米オープン」でジャック・ニクラウスとの「死闘(4日間、同じ組でプレーした)」を演じ、共にコースレコードを更新し、ニクラウスが優勝、青木が2位(2打差)という快挙を成し遂げたのは、青木が「38才」の時だったと思う。

松本さんのブログにも書いてあったとおり、創造力は「自己教育(self-teaching)」によってのみ養われる。ドリームビジョン流に言えば、「自己変革(Self-Innovation)」である。