「都会の喧噪」と「体育の日」。

3連休の中日(10/7)、「新宿御苑」に行った。前回はGWだったので、5ヶ月ぶりだった。

前回も想ったが、東京のど真ん中とは思えないほど大きな樹木があり、しばし、都会の喧噪を忘れさせてくれる。因みに、「十月桜」なる「桜の木」があり、満開の花を咲かせていた。

ところで、新宿御苑の最も新宿寄りのところに「母と子の森」というエリアがあり、そこには小川が流れている。なんと、その小川で「ザリガニ」を発見した。

子供を抱きかかえて小川の渕まで行き、ザリガニを掴んで、彼の顔の近くにもっていったところ、さすがに顔を背けたが、かなり気に入ったようだった。小川を離れて他の場所に行こうとすると、「あっち、あっち」と言って泣き出した。仕方なく、小川の先の方の水の浅いところに行き、また、子供を水辺まで連れて行き、しばし、水遊びに興じた。

僕らの子供は、先月で満2才になった。

以前は、何よりも自分のキャリアが大切で、誰それに負けたくないとか、そういう気持ちが自分を支配していたが、子供が1才半を過ぎた頃からだろうか?そういう「他人を意識する」気持ちがだいぶ薄らいできた。

もちろん、ドリームビジョンはインタースコープを超える会社にしたいと思っているし、外部の株主や社員の人達に対する責任において会社を成長させていく必要があるのは言うまでもないが、インタースコープを経営していた頃とは、考え方が変わった。

一言で言えば、他人との競争や周囲の評価を気にしていては、うまく行かないことが分かってきた。田坂広志さんが言うとおり、「勝利の思想」には「限界」があるということだ。何よりも、自分らしさを大切にすることが大切である。

ところで、今日は体育の日だ。生憎の雨で、運動会があった学校の方々は残念だったことと思う。

子供が思春期を過ぎて、自分の責任で物事を判断できるようになるまで、僕らの父親がそうしてくれたように、自分自身の「生き方」を通じて何かを伝えられるよう、元気でいたいと思う。

子供の運動会で走れるように、今から足腰を鍛えておかないと・・・(笑)。