金曜日の妻たちへ。

1983年。僕が大学生の頃、「金曜日の妻たちへ」というTBSの連続ドラマが大ヒットした。

主な出演者は、小川知子、篠ひろ子、いしだあゆみ、佐藤友美、古谷一行、板東英二、竜雷太など。

ラグジュアリーカーというカテゴリーが全盛だった時代で、番組の中でホンダのプレリュードが使われて、人気を博していた。

先週末の日経新聞の別冊「THE NIKKEI MAGAZINE」で、第4の山の手となった「たまプラーザ」に代表される田園都市線沿線の特集を組んでいた。懐かしい思いにかられて、その特集を読んだ。

当時は、テレビドラマの影響もあり、人工的且つミーハー(表層的)なイメージが先行した同エリアだが、あれから「四半世紀(25年)」が経った今、それ以前からの住民と新しい「古い住民」が一緒になり、新たな関係を築いているという。

当時20才だった僕は、来月で「45才」。

「産みの母」が亡くなった年齢になる。

人生の時間の流れを感じる。