「自分の人生」を生きる。

僕のベンチャー仲間のひとり、井手光裕さんという方が、ブログでおもしろいことを書いている。

彼は「未来予想」サイトなるものを運営するリアラスを創業し、幾度と無くもうダメか・・・という苦境を乗り越えて、ジャフコから2億円以上の資金を調達し、さあ、これから!!という時にお父さんが急逝され、お父さんが経営されていた会社を手伝うため、泣く泣くリアラスを売却したという方である。

タイトルは「過去を振り返りたくなるとき」。

そのエントリーの中に、こんな一文があった。

「人の歴史から学ぶのも重要ですが、自分の歴史から学べることも必ずあるはず」。

そう。自分という人間を学ばずして、成功はあり得ない。

僕が、下手くそなギター小僧だった頃、その下手さあまり、自信を持てないでいた時に、プロ級の腕を持つある先輩から、こんなことを言われたことを思い出した。

「そりゃチャーには勝てないけどさ、チャーにはお前のフレーズは弾けないぜ。お前のフレーズを弾けるのは、お前だけなんだよ」。

アップル創業者のスティーブ・ジョブスも言っている。

「人生は短い。他人の人生を生きている暇はない」。そして、「自分の心と直感に従う勇気を持つことが大切」。

誰も僕の人生に責任を持ってくれるわけじゃないし、誰に何と言われようとも、カッコ悪くても、自分で納得したことをするのが一番だし、それ以外に方法は無い。