「野茂引退」。

日本人がメジャーリーグに挑戦する道筋を切り開いたと言っていい野茂選手が引退を表明した

寡黙でストイックな姿勢は、多くの人たちに「勇気と自信」をもたらしただろうし、「人生の意義」や「生きる目的」を見つけるヒントを、自らの姿を以て示してくれたと思う。

誰かが切り開いた道を歩くのと自ら「最初の一歩」を踏み出すために要求される勇気やエネルギーとは比較にならないし、そのことが生み出す価値は量り知れない。

どんな言葉を使っても、野茂選手が残した偉大な功績を賞賛することは難しいが、野茂選手のような人物が存在することを日本人として誇りに思う。

そして、こうしてブログを書いている僕自身も、現実や障害に安易に妥協せず、自分の持てる力を存分に発揮し、自分がなし得る限界を目指して頑張りたいし、その責任がある。

「人生は短い」。

「本当に『挑戦』したいこと」があるなら、次善の策に甘んじている暇はない。