「信頼関係」と「自律」。

僕が毎朝読んでいる「今日の心座視(by 佐藤英典氏)」というメルマガに、マラソンの元オリンピック選手で、その後は監督業をされている宗 茂(そう しげる)さんの言葉が紹介されていた。

≪信頼関係≫

「一番大事なことは選手を信じること。

また、選手が僕たちを信じてくれるということです。

その信頼関係がないと、選手はちょっと注意されただけでも怒られたと感じ、信頼があれば怒っても、怒られたと感じない」。

・・・自分が注意する側の経験でも、注意される側での経験でも、確かに、そう思う。

信頼している(されている)と思う相手からの言葉であれば、それが他人から見たら罵声だったとしても、罵声には聞こえない。

むしろ、ありあたい金言とさえ思える。

その逆に、信頼関係がない相手からのひと言は、それが、どんなものであっても、ネガティブにしか聞こえない。

「信頼関係」とは、そういうものだと思う。

また、しかし、精神的に自律している人であれば、相手との関係という「条件」を除外して、その言葉の意味だけを受け取るだろう。

つまり、自分のことを理解してくれるだろう(欲しい)と相手に期待しない、ということである。

そういう僕は、まだまだ「修行(自律)」が足りない。