撤退する「勇気」。

今日明日と、都内の某所でドリームゲート「大挑戦者祭」の書類選考「合宿」。

数百という応募書類に目を通し絞り込んでいくのは、とても根気の要る仕事である。

ところで、当然のことながら、挑戦するには「勇気」がいるが、実は、この「勇気」というものには「2種類」ある。

ひとつは、「前」に進む勇気。もうひとつは、「撤退」する勇気。

実は、「後者」の方が「格段に難しい」。

誰しも、可能性を否定したくないからである。

そのことを、インタースコープ共同創業者の山川さんが、先日のゴルフを題材にしてブログに書いている。

ゴルフは自分との戦いであり、すべては自分の判断ですることである。ミスしても、誰のせいにもできない。

起業家(経営者)仲間にゴルフ好きが多いのは、ゴルフのそういう特性が関係しているように思う。

僕自身を含めて、自分の能力を冷静に見極めることは、簡単ではない。

それができれば、かなりの失敗は回避できるはずである。

でも、チャレンジしなければ、成功はあり得ない。

問題は、勝負すべき時と、退く時を、どう見極めるかということ。

難しいテーマである。