保育園が休みで子供が家にいるときなど、ふとした瞬間に、自分の子供の頃を思い出す。
まだ、産みの母が生きていた頃の風景が瞼に浮かぶ。
まだまだプリミティブ(原始的)というかアナログな世の中で、時間がゆっくりと流れていた。
ある人が「季節は、また、やってくる」と言っていたが、子供のお陰で、あの頃の日常をもう一度、感じている。
子供が小学生になって「夏休みの宿題」が出たりすれば、この感覚は、よりいっそう増すだろう。
現実世界では、夏らしくない天候が続いているが、僕の脳裏では、ランニングと半ズボンで遊んでいた、あの頃の夏、真っ盛りである。