ビジネスも「相思相愛」以外はあり得ないってこと。

昨日のエントリーは、本人にとってはそれ程でもないが、他人から見ると赤裸々(僕は小細工やこそこそするのが嫌いなのと、そもそも僕の人生は波瀾万丈であり、ブログに書いたことなんて、ほんの序の口だから/笑)だったせいもあり、何人かの方からメールやレスを頂いた。

その中でも嬉しかったのは、ドリームビジョンが株主として応援しているビートレンド社長の井上さんのTwitterでのコメントと、子供の保育園仲間のお母さんからのメール。

特に彼女は、僕のエントリーを読んで「励まされたし、勇気をもらいました」ということで、ドリームビジョンの企業理念である、社会に「勇気と自信と感動」をもたらす新しい社会的価値を創造することにも繋がることであり、僕自身が勇気を頂いた。

そう。どうせ生きて行くなら、周囲の人達に「勇気と自信と感動」をもたらすことのできる「生き方」をしたいよね。

そりゃ、めっちゃ大変だけど・・・。

ところで、「勇気と自信と感動」ということに強く関連したことで、スピードスケートの清水宏保選手の引退がある。

マネックスの松本さんが今日のエントリーで書いていたが、あの身体(162センチ)で金メダルである。

こうして書いているだけで、背中がゾクゾクするほどの興奮を覚える。

彼の「生き方」にも、たくさんの「勇気と自信」を頂いた。

清水選手、本当にお疲れさまでした!!

ところで、話は変わるけど、僕は自分の子供を見ていて「彼が将来、起業するとは思えないし、そういう話をしてきたら、まずは、諭そうと思う」という話を元アップルの前刀さんにしたら、前刀さんが「そんなことわかんないよ。お前の生き方を見ていて影響されるんだから(お前次第だよ)・・・」と言っていたことがある。

それが父親の責任ってことだけど、そう言われた時は、僕がまだトンネルの中だったこともあり、素直に「そうですね」とは言えなかった。

僕は起業することだけが人生じゃないと思っているけど、とにかく、彼には自分が好きな道で勝負をする人間になって欲しい。

カッコいい背中を見せられるよう、頑張ろう!!

ところで、昨日のエントリーでひとつ大切なことを書き忘れた。

それは、起業なりベンチャーに関わらず、企業にとって最も大切なことは「顧客」を創造するということ。

最初の会社(CREED)の時であれば、DCカード(現三菱UFJニコス)伊藤忠商事東急不動産野村総研、インタースコープの時は野村総研(CREED時代から継続)、リクルートDr.シーラボ等、僕自身が開拓したクライアントで、僕がとても「好き」になった会社がたくさんあった。

その想いと姿勢が相手にも伝わるから、仕事を超えた関係になった人達もたくさんいる。

とてもありがたいことだと思っている。

長くなるので詳細は割愛するが、僕はどうしても、人材紹介というビジネスが好きになれず、当然のことながら、クライアントともそういう関係にはなれなかった。

うまく行く筈が無かった。

当たり前だけど、ビジネスも「相思相愛」以外に上手くいくことはあり得ないってことだ。

肝に銘じよう。