保育園の「給食」。

先程、妻からメールがあったのだが、大食漢の我が子が、保育園の給食を殆ど食べなかったらしい。

昨日から「以前の保育園がいい・・・」と繰り返していたが、そこまでとは思わなかった。

親バカながら、心が痛む。さて、どうするか?

朝食を食べていた時に「以前の保育園がいい」とあまりに繰り返すので、「頑張って新しい保育園に通って、もう少しお兄ちゃんになったら、120階(実際はそこまでないが、ニューヨークのエンパイアーステートビルのこと。彼は、高いビルが大好きなのだ)のビルに上りに、アメリカに連れて行ってあげるから」と言うと、少し元気になって登園していったんだけど・・・。

その健気な我が子の顔をみて会話をしてから出掛けようと思い、外出先から戻ったついでに、自宅で待機中。

僕がまだ独身の頃に親しくしていた年上の友人夫妻が、「子育てほどクリエイティブなものはない」と言っていたが、その言葉を思い出す。

・・・と、ここまで書いたところで、我が子が帰ってきた。

玄関で「保育園の給食、あんまり食べなかったんだって?」と訊くと、「え・・・」と返事。

「お母さんから聞いたんだけど・・・」と言うと、「大丈夫」。

子供ながらに、親に心配かけたくないのだろう。

妻が保育園の先生から話を聞いてきたところ、どうやら、今日のことだけではないらしい。

初日から、食欲がなかったようである。

昨年まで通っていた保育園では必ず「おかわり」をしていたことを考えると、4才児の彼にとってはギリギリの闘いをしているのだろう。

何とも心が痛む。

ここは僕たち親もぐっと我慢。

さて、僕はそろそろ出掛けよう。