冬枯れの新宿御苑。

雲一つない快晴に恵まれた日曜日の東京。僕たちは新宿御苑に出掛けた。

本当は「ららぽーと豊洲」に行くはずだったが、玄関で我が子が「公園がいい」と言い出し、急遽、予定を変更。

寒くてあまり人はいないかな・・・と思いきや、冬の新宿御苑を楽しんでいる人がそこそこいた。

新宿御苑は一面が芝生なのがいい。冬でも「ふかふか」で、子供が転んでも大丈夫だし、我が子もそういう靴底の感触が好きなのだろう。思いっきり走り回っていた。というか、シンケンジャーごっごに付き合わされて、僕も走っていたのだが・・・。

ところで、昨日(土曜日)は、ドリームゲートの松谷さんと食ベログのカフェ部門(東京)でNO.1を獲得した「クルミドコーヒー」オーナーの影山さんと僕で、今年初めてのゴルフに行った。

そして、ゴルフの後は、ドリームゲート起業家表彰プログラムの審査委員(上記3人+榎本さん)で「新年会」を行った。

ゴルフの話題は株主からの指摘もあり、人材紹介業から撤退してから一年ほど控えていたが、1月4日に昨年一年間の報告と今後の抱負をブログに書いて「Redesign宣言」をしたので、また、時々は書くことにした。

ところで、このメンバーでのゴルフは、昨年の1月10日から始まった。

ゴルフは、つくづく人生あるいは経営そのものだと思わされるが、今回も、そのことを強く認識させられた。

松谷さんと僕は毎回、前半、後半、全体のスコアで勝負をしているが、昨日を含めて僕の「2勝1敗1分け」。

負けたのは、昨年の1月10日だけ。

しかし、ゴルフの実力は、松谷さんの方が一枚も二枚も上手である。

ベストスコアは「82」。前々回(僕らとのラウンドの直前)は「84」。手強い相手だ。

ところで僕は金曜日の夜、約5年ぶりに麻雀をした。僕以外はみんな麻雀が上手で、一昨日は僕が「最下位」。

その悪い流れを引きずり、尚かつ、寝不足の昨日は正直、あまり調子が良くなかった。

スタートホールはボギーでまずまずの滑り出しと思いきや、2番ホールのアプローチをバンカーに入れ、脱出に2打を要し、8打を叩く。次のショートもティーショットを2回OBし、尚かつ、3パットで、また8打。

「やっぱり、今日は無理か・・・」と半ば諦めかけたその瞬間、「ちょっと待て。ゴルフは何が起きるか分からない。最後まで頑張れ!!」と自分を励まして望んだ4番ロングホールで、松谷さんが「まさかの13」を叩く。

池越えの2ndショットが「池ポチャ」となり、リカバリーも2打連続で「池」。その2打目は「バンカー」で脱出に「4打」。

因みに、松谷さんは、そのホールと2番ホール以外はすべてパーとボギーで前半を終えている。

ホント、勝負は最後の下駄を履くまで分からない。前半は松谷さんが48、僕が54で折り返した。

昼食を挟んでの後半は、お互いにいまひとつのゴルフをしていたが、最後の18番にドラマがあった。

ティーショットも2ndも3rdも「池越え」となるロングホール、松谷さんはティーショットを林に打ち込むが幸運にもボールが出て来てセミラフ、僕は風に負けてボールが右に流れるも約250ヤードぐらい飛び、まずまず。

お互いに3rdショット勝負となり、松谷さんはグリーン横の「ガードバンカー」。僕は池超えの125ヤードをピン側1.5メートルにつけ、バーディチャンス。

17番ホールを終えた時点では松谷さんが2打リードしていたが、僕の3打目を見て「このバンカーショットを絶対に寄せなければ・・・」と思ったらしく、見事にグリーンオン。

僕のバーディパットは軽いフックライン。打ったボールは見事にラインに乗っていたが、緊張のあまり打ち切れず、50センチショート。

それを見た松谷さんは安心して緊張の糸が切れたのか、パーパットを外し、そして、なんと30センチもないボギーパットも外してしまう。

彼は結局、ダブルボギーとなり、後半は松谷さんが54で、僕が48。お互いにトータル「102」。

引き分けに終った。

一昨日の教訓は、何事も「途中で諦めてはいけない」ということと、「パター」。

後半は「16パット(3パット無し)」にも関わらず、前半は「23(3パット5回)」。

仮に、前半も3パットが無かったら「49」。トータル「97」。

「ドライバー is ショー。パット is マネー」という格言があるが、まさしくそのとおり。

たった「30センチ」のパットも「1打」なのである。

「地味なところにこそ、成功の鍵が隠されている」。

そのことを改めて認識させられた。

ところで、話を新宿御苑に戻すと、最高気温6~7度で冬枯れの新宿御苑も、あと3ヶ月足らずで「さくらの季節」を迎える。

ドラッガーは「(人々は)1年という時間を過大評価し、5年という時間を過小評価する。1年で出来ることは極々限られているが、5年あれば相当なことができる」と言っている。

そのことを思い出した。

「成果を挙げる者は『時間』を見方につける」。by ドラッガー

追伸:先程、iTunes経由で「ハイチ」に寄付をした。こういう活動は、このぐらい簡単にして欲しい。

シリアルアントレプレナー  「3度目の起業」と「初めての子育て」
★雲ひとつ無い快晴に恵まれた「冬枯れの新宿御苑」。来る度に思うが、高層ビル群とのコントラストがなんとも素晴らしい。New York のセントラルパークを思い出す。

シリアルアントレプレナー  「3度目の起業」と「初めての子育て」
★木の根元から顔を出していた葉っぱ。こうして若い生命が出てくる。

シリアルアントレプレナー  「3度目の起業」と「初めての子育て」
★芝生に仰向けになって見上げた空。一面ブルー。

追伸その2:新宿御苑は「財団法人 国民公園協会」による運営。新卒で人材を採用しているとは思えないし、省庁からの天下りを受けていているのだろう。でも、こういう公園のためなら、僕は許容できる。もちろん、「給料」の額による!!!