今日は法政での授業の後、ETICが主催する「イノベーション・グラント」なるソーシャルビジネスのビジネスプランコンテストの最終選考会に、コメンテーターとしてお招きいただいた。
「児童養護施設」で暮らす少年少女達の「勉強」を支援する活動をされていた大学4年生の女性が印象に残った。
就職せずに、その活動を続けるという。
志の高い人である。
ところで、外出続きでマスコミの報道は見ていないが、今日も鳩山首相の辞任と次の首相選びに関する話題が多かったのだろう。
特に政治に詳しいわけでもない僕がこの件でしつこくブログを書く必要はないと思うが、ひとつ、紹介しておきたい記事がある。
日経ビジネスOnlineで読んだ「辞任なんかじゃ許されない、鳩山首相が落とした“影”」というコラムのことだ。
僕は正直、この彼女の主張にはあまり好感を覚えなかった。
「理論的」には筋が通っているが、そこに「現場感覚」が感じられなかったことがその理由である。
但し、ひとつだけ、考えさせられたことがある。
~「何が一番大切なのか?」さえ明確になれば、リーダーとしてなすべきことが必然的に決まる。~
という一文である。
一国の首相に限った話ではなく、誰にでも当てはまることだ。
もちろん、僕自身にも。
「生き方」の根源である。