「測定」できないものはコントロールできない。

亀井さんが辞任したのは喜ばしいことだが、結局は「連立維持」。

後任の閣僚も国民新党から出すようだし、計算の結果という匂いが充満している。

民主党としては、郵政グループ23万人の「票」が欲しいのだろうし、農家(農業従事者:約240万人)の所得保証にしても、結局は「票田」確保だろう。

そもそも「労組」が支持基盤の民主党は、いったい、誰のための政党か?

ということを先程、Twitterに書いたのだが、はたして、参院選の結果はどう出るだろうか?

ところで、先日のエントリーでも書いたとおり、僕がアドバイザリーボードのひとりを仰せつかっているNPO法人NEWVERY理事長の山本さんが2冊目の本を書いた。

とても読み易く、勉強になることがたくさん書いてあり、ちょうど半分ぐらいまで読み進めた。

彼にとっては嬉しいことではないかもしれないが、そこまで読み進めながら、僕と「感受性」というか、物事の捉え方というか考え方が似ていると思った。

でも、僕が彼の年齢だった頃とは雲泥の差がある。

もちろん、彼の方が数段優秀という意味だ。

色々と勉強になったことがあるが、そのひとつをご紹介すると、「測定できないものはコントロールできない」ということと、常に、自分達がやっていること&やろうとしていることの「成果は何か?」を問い続けている、ということだ。

僕がやろうとしていることの「成果」は何か?を明確に「定義」し、その「成果」を「測定する指標」は何か?つまり、何でもって僕がやろうとしていることの「成果」を判断するのか?を「明確」にすることが、イコール、提供する「商品・サービス」をも明確にする、ということである。

そのことを改めて考えさせられた。

そのきっかけを提供してくれた山本さんに感謝したい。