Eric Clapton. Tears in Heaven.

今日はちょっと嬉しいことがあった。近所のスーパーに買物に行った時、iPodsで音楽を聴こうと思い、いつものようにYouTubeを開けた。

Tom Cruise と Jennifer Connelly のインタビュー動画が表示されたが、その横の Eric Clapton の Tears in Heaven のサムネイルが目に留まった。

正直、そういう気分ではなかったが、Liveバージョンの曲を聴いてみた。

すると、完全ではないが、Claptonの言葉を聴き取ることができた。

Claptonがこの曲を書くきっかけになった悲劇のことは知っていたものの、歌詞は知らなかった

その時の Clapton の気持ちを考えると涙が出た・・・。彼のような天才には、こういう悲劇が訪れるのだろうか。そして、こういう曲を書かせるのだろうか?

Top Gun Maverick を観て以来、YouTubeでセリフの解説動画を観たり、Tom Cruise と Monica Marbaro のインタビュー動画を何度も見て、彼らの会話を聴き取ろうとしたり、ここ数ヶ月はヒアリングを努力してきた成果なのか、Clapsonの言葉が自然に耳に入ってきた。

一方、9月14日、ベルリン州政府主催のAsiaBerlin Summit で、Infarm の日本市場参入の舞台裏に関するインタビュー(対談)に招かれた時の録画を見た時は、あまりの下手くそな自分の発音に自己嫌悪に陥った。

その反省を活かして、Tim Romero が運営するPodcast “Disrupting Japan”に2度目のインタビューに招かれた時は、少しでも滑舌良く、そして、キレイな発音を心掛けた。

幼少期に英語圏に住んでいたわけでもなく、完璧な発音を身につけることは無理でも、この歳になっても、ヒアリング能力は向上させることができることを実感し、嬉しくなった。

ところで、僕はクラプトンと同じ誕生日だ。ちょっと嬉しい。

投稿しなかったブログ。

「3年前の七夕」の日に書いた未投稿のブログを見つけた。どうやら、原稿を書いたままにしてしまっていたらしい。恐らく、その内容に相応しい写真を見つけられなかったのだろう。先程、とある写真を探していて、偶然に見つけた。我ながら良い文章だと思ったので、投稿することにした。

7月7日。世の中では七夕という意味だが、僕に取っては末弟の誕生日だ。当たり前だが、彼が小学生の頃から知っており、父親が亡くなってからは、ある意味、僕が父親代わりのことをしていた時期もあり、彼の誕生日には特別な感情を覚える。そう言いつつ、お互いに大人になってからは、僕の方が彼に相談に乗ってもらうことが多くなった。

僕たち夫婦には、2人の男の子がいる。二人とも、名前は妻がつけた。僕の親しい友人の何人かは知っているが、僕は最初の子供は、男の子だろうが女の子だろうが、名前は「セナ」にしようと思っていた。しかし、それが誰かは忘れてしまったが、ある人から「生まれてきた子供の顔を見てから名前を決めた方がいい。何か感じるものがあるはずだ」とアドバイスをされた。生まれてきた男の子の顔を見ると、コーナーを攻める生き方をするようには見えなかった。結果として、妻が考えていた名前をつけた。

次男の時は正直、長男の時ほど名前に拘ってはいなかった。妻は、男の子ということで、長男の時と同様、僕の名前から一文字取り、そこに彼女の想いを込めた漢字を加えて、次男の名前を考えた。

同じ両親から生まれた子どもたちにも関わらず、二人の性格は水と油ほど異なっている。しかし、とても仲が良い。特に、次男は長男のことが、とても好きなようで、自慢の兄のようだ。

ところで、フランクフルトに向かう機中で「君は月夜に光り輝く(You shine in the moonlight.)」という映画を観た。同じような年頃で、また、シャイであまり感情表現をしない主人公のキャラクターのせいもあり、長男のことを思い出しながら、その映画を観た。

数学と物理が得意で、昨年のクリスマスに買ってあげたMacBook Airで映像を創ったり、最近はUnityというソフトでゲームを創ったりと、女の子にも恋愛にも興味が無さそうな(実際に無い)長男だが、いつか、映画の主人公のように、好きな女の子ができて、デートをするようになるのだろうか・・・。

次男はとにかく社交的で環境適応力が高い。3年前、恵比寿から今の住まいに越したことに伴い保育園を変わった時も、初日から楽しく遊んでいたようで、保育園の先生から「随分前から通っているような感じでしたよ」と言われたぐらいだった。先日のピアノの発表会では、最後にステージ上がり、全員で記念写真を撮った後、壇上から降りて来る時には、初めて会った子たちと以前から知り合いだったように談笑しながら歩いてきた。

そんな子どもたちに恥ずかしくない生き方をしたい。