NHKに勤めている知り合いから、その方がプロデューサーとして製作された番組を録画したDVDを頂いた。
「壁崩壊から20年~グローバル資本主義の未来~」と題して、今年の元旦に放映されたその番組(BS1)は、1時間50分にも及ぶもので、とても見ごたえがあり、勉強になった。
I.T.と金融の両輪により世界経済を牽引してきたアメリカ経済の凋落と、金融の規制緩和とI.T.の普及により台頭してきた「BRICs」なる国々の経済発展に急ブレーキがかかり、これからの世界経済はどうなるのか?
1989年11月9日のベルリンの壁崩壊から20年目にあたる今年、ロシア、中国、アメリカの取材をもとに製作された番組だった。
僕にとって印象に残ったのは、エネルギー資源をベースにしたロシアは、それ以外にどんな産業を育成できるのか?ということだ。
この先、何年かかるかは別として、現在の金融危機が収束すれば、代替エネルギーが開発されない限り、資源国であるロシアが経済的に復活してくるのは、ほぼ間違いないだろう。
しかし、そのエネルギー資源が枯渇あるいは代替された時、ロシアはどうするのか?
そのことを考えた。
同時に、それは、日本にも当てはまる。
「北米市場」を上得意客としてきた日本経済、特に自動車産業や家電産業にとって、これからの事業展開はかなり難しいだろう。
しかし、諸外国から見た「日本=製造業(=自動車&家電)」という認識(ブランドイメージ)を考えた時、それを捨てて他の産業にシフトするというのは、リアリティがないと思う。
これからの日本経済は、どうするべきか?
僕が考えたところでどうなるというわけではないが、その一方、突き詰めれば、ひとりひとりの意識と行動が社会を変えることになるわけであり、当事者意識を持って考えていこうと思う。
それにしても、最近の「政治」は見るに耐えない。
これこそ、国民ひとりひとりが、選挙を通じて変えていくべき問題である。