どんなに求めても得られないもの。

3月30日生まれの僕にとって、今月から47歳の後半戦に入った。

3ヶ月単位で振り返ると、誕生日前の3ヶ月(1~3月)、誕生日を迎えた後の3ヶ月(4~6月)、そして、暑かった3ヶ月(7~9月)と、その間の僕の精神状態や考えていたこと、物事の優先順位が違っており、人生が進んでいることを実感する。

ところで、3連休の初日は、妻方の伯母の49日の法要があった。

ご住職がお経を唱えられた後、伯母の生前の話に絡めて、簡単な講話のような話をして下さったが、仏教の教えの中には「どんなに求めても手に入らないもの」に関することがあるらしい。

例えば、お月様は、どんなに欲しいと願っても、きれいだと思って眺めることしかできない(月に行くことはできても、自分のものにはできない)と・・・。

人生にも通ずる話かもしれない。

自分に素養があるもの、才能とまではいかなくても、適性があるものなら、一生懸命に努力をすれば、それなりの成果を得ることができるだろうけど、自分に適性のないものをどんなに望んでも、手には入らないのだろう。

子供達を見ていると、それぞれ「個性」が明確で、誰ひとりとして同じ人間はいないことがよくわかる。

問題は、自分を「客観視」できるかどうか?

簡単だけど、難しい問題である。

女性のキャリアと生き方を考える。

今年4月から兼任講師としてお世話になっている法政大学ビジネススクール・イノベーションマネジメント研究科(通称イノマネ)で、「女性のキャリアと生き方を考える」をテーマとしたオープン講座を開催している。

興味のある方は是非、イノマネのウェブサイトをご覧になっていただければと思うが、仕事だけではなく、結婚も子育てもしながら、自分らしく生きている人をゲストにお招きし、ご自身のこれまでの人生を振り返っていただき、様々な局面で「学んだこと」をお話いただくことにしている。

第2回目の今回(10/8)は、「オンラインPR」というビジネスモデルの最大手(事実上、Only One)であるニューズ・ツー・ユーの創業経営社である神原さんにご登壇いただくことになった。

ご主人も経営者であり、お子さんの教育にとても熱心な神原さんの素顔を伺えたら・・・と思っている。

尚、この講座は「女性限定」です。念のため。

蒲田東急プラザで考える日本の未来。

甥の結婚式で上京してきた母親を迎えに東京駅に行き、そのまま、蒲田の式場まで送って行った。

蒲田は今から20年前、ある仕事で頻繁に通っていたが、普段の生活では縁がなく、何年かぶりだった。

駅ビルの東急プラザは、当時と大きく変わった様子はなく、失われた20年を象徴しているかのようだ。

でも、次の20年は、変わらずにはいられないだろう。

これだけ経済のグローバル化が進み、日本は少子高齢化で人口が減る。

つまり、グローバルなコスト競争に巻き込まれている上に、市場が縮小する。

ミクロな点では、ユニークな商圏を築いてきた蒲田のデモグラフィクス(人口動態、属性)も、大きく変わるだろう。

2020年、このまま行けば、日本の財政は破綻し、IMFの管理下に置かれている可能性も否定できない。

その時、僕たち家族は、どこで何をしているのだろう?

iPhoneからの投稿

世の中には、自分が想像したり考えたりする範囲を超えるものがある。

今朝は、10時前に自宅を出て、法政大学に向かった。

今日はイノマネでの授業ではなく、一昨年、法政のもうひとつのビジネススクールでご一緒させていただいた田路教授との久しぶりのアポがあり、田路先生の研究室を訪ねた。

田路先生は、今年は研究休暇(サバティカル)の年で、シリコンバレーに滞在しながら、ご自身の研究テーマである「ハイテク・スタートアップ」の現場を視察されており、一時帰国中の忙しいお時間を頂戴した。

お互いの子供の教育の話、それに関連する日本の教育環境、ひいては産業構造に始まり、シリコンバレーのベンチャー企業の話や投資環境等、ランチを含めて、2時間強に渡り、様々な話ができた。

ところで、今日はこの後、僕も大変お世話になっているドリームゲート(経済産業省の音頭で始まった起業家輩出プロジェクト)運営企業のプロジェクトニッポンで働いていた「榎本あゆみ」さんの「壮行会(起業を祝う会)」がある。

ご本人から退職と起業の話を聞き、それであれば壮行会をと思い、その話を松谷さん(プロジェクトニッポン社長)にしたところ、話が大きくなってしまい、行き掛り上、僕が幹事団のリーダーを仰せつかってしまった。

急に決まった話だったこともあり、会場選びや周囲への参加呼びかけ、当日の演出等でだいぶ苦労をしたが、幹事団の皆さんのご尽力のお陰で、大勢の皆さんのご出席のもと、榎本さんを盛大に送り出してあげることができそうである。

なんと彼女は、日本を飛び出して「上海」で起業するらしい!

是非とも、頑張って欲しいと思う。

話は変わるが、先日のエントリーで紹介した「日本コンピュータ・ダイナミクス」創業者の下條さんの著書を先程、読み終えた。

下條さんの創業から今日に至るまでの軌跡が平易な文章で書かれているということもあるが、読むのが遅い僕にしては、かなり早く読み終えることができた。

下條さんが起業された時期は、僕が生まれた直後だったこともあり、自分自身が育ってきた時代を思い出し、また、自分が独立して起業してからの人生を思い返すような感覚で、小説を読んでいるかのように、下條さんの人生に引き込まれてしまった。

その下條さんの著書の最後に、こんな言葉が書いてあった。

「それは、もう少し大きな観点から言えば、『世の中には、自分が想像したり考えたりする範囲を超えるものがあるのだ』という認識を持つことでもあります」。

自分を信じると共に、謙虚な姿勢を忘れないようにしたい。

「黒澤 明」にはなれなかったけれど・・・。

8月最後の土曜日。

Go!Gol(ゴーゴル!)というゴルフ関連ベンチャーの社内コンペにご招待いただいた。

事業内容のとおり?、皆さん大のゴルフ好きで、猛暑の中、1.5ラウンドをご一緒させていただいた!(させられた?)

1.5ラウンド自体が10年ぶりぐらいだったが、こまめに水分補給をし、何とか熱中症にならずに最後までお付き合いをすることができた。

ゴーゴル!の皆さん、ありがとうございました。

ところで、肝心のスコアだが、午前中は「42」!

後半も16番までは、まずまずのスコアで来て、これはひょっとして・・・と思ったところ、17番パー3で「8打」、続く18番パー4で「7打」を叩き「50」。

終わってみれば、92と平凡なスコア。

反省すべきは17番。

190ヤードと距離があり、グリーン右は「バンカー」が2つ、左は「大きな池」という難しいホールで、今にして思うと、安全に手前から転がしていけばよかったものの、ニアピンホールだったこともあり、ユーティリティで狙っていったのがバカだった。

僕はユーティリティで打つとドローがかかるため、左(池)に行かないように打ったところ、見事にバンカーにつかまり、脱出に3打を要し、尚かつ、池ポチャ。

そのショックを引きずっていたのか、18番ではティーショットを大きくスライスし、2打目は出すだけ。

さらに、3rdショットをミスし、アプローチもミスで、7打。

これを教訓に次回は頑張ろう!

ところで、先程、雑誌や書類を片付けていたら、買ったままになっていた「BIG ISSUE 147号(7.15)」が出てきた。

「河毛俊作さん」のインタビュー記事を読み、なるほどな・・・と思わされた。

河毛さんのことは存じ上げなかったが、フジテレビのプロデューサーで、いわゆるトレンディドラマの演出を担当されている方である。

10代の頃から「映画」が大好きだったという河毛さんのインタビュー、最後はこう締めくくられていた。

「今の人はいくつになっても『自分探し』が好きだけど、ちょっと自分を探しすぎ、求めすぎですよね(笑)。

上を目指すことばかりにとらわれ、現在を否定してしまったら、どんどんしんどくなっていく。

与えられたものに満足し、そこでできることをやっていく、そういう生き方も悪くないんじゃないでしょうか。今ある自分をしっかり生きれば、それはきっと明日につながるはず。

僕は、黒澤明にはなれなかったけれど、今の自分に満足している、それだけは確実に言うことができるんですよ」。

何かを手放さないと、次の何かはやって来ない。

もう一年以上も前のことだが、横浜FC会長の奥寺さんのブログを製作される際に、投資先のイミオのボール(SFIDA)を演出小物として使っていただいたことがある。

三ツ沢の球技場に行き、観客席ではなく、ピッチに立ってみると、何とも言えない雰囲気があった。

その時の製作を担当されていたのは、ファニーズという、文字通り、おもしろい社名の「映像・音楽」製作会社を経営されている中道一将さんという人だった。

中道さんは、ロン毛をポニーテールにした、見た目もおもしろく、とても個性的な人である。

その中道さんから一昨日、「心の垢すりシリーズ」なる、これまたおもしろいタイトルのメルマガが送られてきた。

僕は、彼の経歴や詳しいことは知らないが、中道さんは、とても人間臭く、そして、アイデンティティをしっかりと持ち、自分を肯定的に生きている人だと思う。

「黄色」の名刺には、大きな文字で「圧倒的」クリエイティブ、圧倒的企画力、と書いてある。

ウェブサイトも「黄色」。メルマガ(ブログといった方がいいかもしれない)は、映像や音楽とは関係のない「人生」や「生き方」に関するもの。

でも、こうやって書きながら、そうか・・・と思ったが、ブログのコンテンツには、彼が注目するCMが組み込まれてあったり、トピックスはピクサーのアニメだったりと、映像製作が仕事である人間だからこそ書ける内容である。

そのブログ、今日のコンテンツには、ピクサーの「カールじいさんと空飛ぶ家」という映画を引き合いにして、こんなことが書いてあった。

「仏教の教えの中にも、
 何かを手放さないと次の何かはやって来ない。
 というものがあるそうで、

 血はたえず巡り続けるように、人も世も動き方は同じ。
 血が凝り固まったり、滞ったりすると身体はどうなるか・・・
 つまり、消極的になって停滞することが
 いかに危険で無意味なことか、分かってきます。

 凄く大切な真理ですが、
 僕らはそんなに強い人間ばかりじゃないから
 今持っているものを手放すなんてすごい怖いことですし、
 過去の美談をどんどん忘れることなんて決してカンタンじゃない。

 でも、この映画は、たえず僕らの肩を
 ぽんぽん叩いてくれて、こう言うんです。

 「ええねん!」

 中略

 ひとつは、今のままのお前で『ええねん』ってこと。
 自分を好きになってええねん、もっと自信をもってええねん。
 それこそ、カールじいさんの半生ぐらい素敵やねんで
 と言ってくれてます。

 そしてもうひとつは、手放して『ええねん』
 大切なものを捨ててもええねん。また次来るからええねん。
 それは、この映画のストーリーのようにまた素敵やねんで
 と言ってくれています」。

彼の凄いところは、変に格好付けない、ということだ。

見習うべきことが多い人である。

ところで、先程、「贈ります!」と約束したまま僕の自宅に置いたままになっていた「SFIDA」のボールを箱に詰めた。

彼のメルマガのお陰で、一年越しの約束をはたすことができそうである。

マイクロファィナンスと信念。

杤迫篤昌さんという、元銀行マンの方が手掛けるマイクロファィナンスに関するNHKのドキュメンタリー番組を見た。

杤迫さんにお会いしたことはないが、とあることでメールのやり取りをさせていただいたことがあり、今回の番組のことをご案内いただいた。

マイクロファィナンスとは、貧困層を対象とした小口金融サービスのことだが、それを事業として軌道に乗せるには、並大抵の努力では足りないのは言うまでもない。

杤迫さんの信念が画面を通じて伝わってきて、大きな勇気を頂いた。

その杤迫さん、50歳の時に起業されたそうだ。

奥さんはひと言、「やれば」と言ったらしい。

何事も、ひとりでは成し遂げられない。

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