葛飾区で働く社長

葛飾区で印刷関係の会社を経営されている設楽さんという方がいる。

彼は最近、以前からの「夢」だった「オリジナルブランド」の「Tシャツ」を造る仕事にチャレンジしている。

今までに何度もチャレンジしようと思いつつ、「でも、失敗したらどうしよう・・・」と考えてしまい、なかなか踏み切れずにいたらしいが、遂に、その一歩を踏み出したそうである。ご自身のブログでそのことを書いている。http://ameblo.jp/hound-dog0502

ところで、その設楽さんが一昨日、Tシャツの「襟」のところにつける「織ネーム(オリジナルのタグ)」を発注したらしい。

彼のブログでそのことを知り、僕は何だかワクワクしてきた。何故って、自分の会社の「ブランドネーム」の入ったTシャツを造って、実際に「売る(お金を払って買っていただく)」というのだからカッコいい話しである。

その彼が、僕のブログを読んで「少しだけ勇気をいただいた気がします」というメールをくれた。

これは、僕にとっては、とっても嬉しいことだ。

何故なら、企業理念に「夢を実現する」と詠い、人々に「勇気と自信」を持つきっかけを提供したいと明言している僕が、ほんの少しではあるかもしれないが、そのことを実現できたような気がしたから。

自分自身も含めて「自分の夢の実現」に向けてチャレンジ「し続ける」人が増えれば、日本はもっともっと素晴らしい国になると思う。

そう、失敗しても死ぬわけじゃない!!!

平和への誓い

8月6日は、広島に原爆が投下された日である。

ネットエイジ伝説のインターン「小室淑恵さん」

僕のブログを読んで頂いている方の中には、小室淑恵さんという女性をご存知の方も多いことと思う。

彼女は、ネットエイジでのインターン時代、営業成績の約90%叩き出したことで有名である。大学卒業後、資生堂に入社し、わずか2年目で本社に呼ばれ、経営企画部に配属になるなど、その美貌も相俟って、マスコミからも注目されている。

その小室さんがつい最近、「仕事と子育ての両立」をテーマとした株式会社ワーク・ライフバランスという会社を立ち上げた。いよいよ起業である。

彼女は、資生堂を辞めた後、日本アンチエイジング研究所という会社のサラリーマン社長として経営にあたっていたが(20代���サラリーマン社長というのも凄い!!!)、考えるところがあったらしく、この度、自分で「起業」をされた。日本アンチエイジング研究所の株主の皆さんも快く送り出してくれたそうである。

その小室さんをゲストにお招きし、法政大学ビジネススクールとの提携による「D&I オープン講座」で、「子育てとキャリアの両立」をテーマに、特別編としてセッションを開催することになった。

「起業」というと、とかく「徹夜」や「ハードワーク」といったことを想起されると思うが、今の彼女は、生後3~4ヶ月のお子さんの育児と起業(経営)を両立され、とても生き生きと仕事をしている。

彼女が何故、起業に至ったのか? 自分らしく生きる・働くための秘訣、そして、どのようなビジネスを立ち上げようとしているのか? について、熱く語ってくれることになった。

同じ「子育てアントレプレナー」として、僕とのQ&Aセッションも予定している。

年齢や性別に関係なく、興味のある方は是非、受講して頂ければと思う。
http://www.dreamvision.co.jp/

宜しくお願いします。

人間は実に多くの人に支えられて生きている。

昨日の僕のブログ(すべてを受け入れる)を読んで心配されたのか、何人かの方から励ましのコメントを頂いた(ありがとうございます)。とても素晴らしいコメントなので、他の方にも是非、読んで頂けたらと思う。

その中のひとりは、リンドバーグさんといい、僕が以前、経済産業省のDREAM GATE という起業家支援プロジェクトでブログを書いていた時も、何度かコメントをくれた方だ。残念ながら、その方の本名を知らないので、僕が知っている人なのか?お会いしたことがない人なのか?は分からない。

これも、つい先日だったが、僕が社外取締役を務めるラソナという会社の石川さんという方とのメールのやり取りで、「最近の平石さんのブログには『病の気』が・・・。体調を治して、いつもの自信に満ちた平石さんに戻って下さい!!」という励ましを頂いた。

その石川さんに僕は、「いつもいつもやる気満々で自信に満ちあふれているっていうのは、何か不自然だと思うので、ありのままの自分を書いているんです(笑)」と返事を書いた。

また、僕がブログを書く際には、自信に満ちあふれていることを書く時は勿論であるが、やや落ち込んでいることを書く時も、そこに何らかの「前向き」な姿勢を盛り込むようにしており、読者の方々に、何かのヒントにして頂けるよう努力をしている。

僕のブログを読んで、かえって落ち込ませてしまったり、何も得るものがなく、時間を無駄にさせてしまったりしては申し訳がないから。

話しは変わるが、ブログを書くことの効用として、自分の精神状態やバイオリズムを自覚することができるということがある。

そういう意味で、今日の「坊主頭のりょうへいさん」のコメントにある「春夏秋冬」は、極めてタイムリーというか、なるほどと思った。

僕も毎日、勉強させて頂いている。感謝。

「すべて」を受け入れる。

言うのは簡単だけど、実際には難しい。

数日前からだいぶ良い状態になってきたが、ここ最近は精神状態が不安定な日々が続いていた。原因は色々あるが、その根本は「焦り」「嫉妬」「劣等感」のようなものだと思う。

そんなタイミングで、ある人からトラックバックを頂いた。そのタイトルは、「比較→競争→焦り・嫉妬」というものだった。

その方は、以前にも僕のブログにコメントを下さったり、トラックバックしてくれたりしたことがあったが、きっと、最近の僕のブログを読んで「こりゃマズい状況にあるな・・・」と思い、さり気なく諭してくれたのだと思う(心からお礼を申し上げます)。

彼(だと思う)は現在、中国に住んでいるそうだが、臨床心理士か精神科医のような仕事をされているようだ。

その方が「比較→競争→焦り・嫉妬」というタイトルで書いたブログに、次のようなフレーズがある。

「焦りを感じるときは、自分の進んでいる方向性に何か疑問を持っているときか、同時に多くのことを得ようとしているときです」。

ドリームビジョンを始めて約5ヶ月になるが、僕は「同時に多くのことを得よう」としてきたのかもしれない。それが、精神的な疲労を生み、自ら精神的に不安定な状態に陥れてしまっていたように思う。

ドリームビジョンを創業すると決めた時、100人の会社から数人の会社に戻ることは頭では分かっていたが、実際にそういう環境になってみて、そのギャップが何を意味するのか?が身を以て分かってきた。

銀行に行くのも、郵便物に宛名の書くのも、増資の書類を準備するのも自分でやる必要があり、その分、事業のドライブに直接的にインパクトがあることに投下できる時間は少なくなる。そして、そのことが焦りを生んでいく。

そうこうしているうちに、ネットベンチャー仲間がどんどん上場していき、自分だけが取り残された気持ちになったりする。

そんなことが悪循環を生み、どんどん、精神的に不安定になっていく。

こうして整理してみると、完全に「バッド・スパイラル」である。

でも、こうして気がつけるようになったことが、僕にとっては成長である。遅まきながら、43才にして。極めてお恥ずかしい。

一方、自分で自分を擁護するならば、インタースコープを立ち上げた頃と違い、今の僕はひとつのことに集中できる環境(立場)にはなく、自分の力を「複数の対象」に同時並行で注入する必要があり、肉体的にも精神的にもタフな生活を余儀なくされてきたことは否めない。

まじめな話し、こういう頑張り方(質の異なる複数の対象に同時にエネルギーを投入すること)には、かなりの集中力と体力が要求される。それ故に、ちょっとしたことが、精神のバランスを乱すというのも事実である。

ところで、昨夜は、子供があまりよく寝てくれず何度も起こされた。尚かつ、今週は妻が大学院で朝が早いので、今朝も僕が悠生を保育園に送っていき、ドリームビジョンとインタースコープを2度も往復し、急なアポが入ったりで、最近でも、特に慌ただしい一日だった。

話しは変わるが、今日は移動が多く、尚かつ、交通の便が良くないことが分かっていたので、朝から自分の車で動いていた。

その中で、今日のブログのタイトルとして頭に浮かんだのが、「すべてを受け入れる」というものだった。

このブログも本当は朝のうちに書きたかったが、その時間が取れないという「現実」を受け入れることが大切である。

正直に言って、体調はボロボロであるが、心の状態はだいぶ良くなってきた。そのこと自体に感謝したいと思う。

追伸:今週の金曜日は、久しぶりにゴルフに行く。体力面が心配ではあるが、精神面での進歩を期待したい。