「練習は嘘をつかない」。

昨年の僕は、石川遼選手の活躍を見つつも、実は、あまり心を動かされることはなかった。

端正なルックス、17歳とは思えないマスコミ対応等、上手くまとまり過ぎていて、つけ入る「隙」がないというか、放っておいても活躍するでしょう、という感じだった。

しかし、その内に秘めた「闘志」や「野望」、また、その実現に向けての圧倒的にストイックな練習量などを知り、少しずつ、彼のファンになりつつある。

その石川遼選手に関する記事が、昨日の日経夕刊に載っていた。

「ミスを恐れず、迷いのないスイング」。

それが出来るのは、自分を信じられるだけの「練習量」があってこそ。

イチロー選手も同じようなことを言っている。

結果を出すためには、まずは「努力」。

今年の僕のテーマである。

祝「朝青龍の優勝」。

3場所連続の休場明けの今場所。

横綱「朝青龍」は、本人にしか分からない想いとプレッシャーの中、15日間、土俵に上がっていたのだろう。

テレビの画面から、その気迫が伝わってきた。

「復活」優勝。

多くの人に、「勇気と自信を感動」を与えてくれる。

でも、その陰にどれだけの苦悩と努力があったのかは、本人にしか分からないだろう。

その重みを思うと、畏敬の念を禁じ得ない。

NHKのスポーツニュースに生出演した朝青龍は、優勝回数で歴代4位になり、次の目標はと聞かれ、「大きなことは言えない」と繰り返していた。

苦労の末に結果を出した人は皆、謙虚になる。

高橋尚子の「涙」。

ロシアレポートの続きを書こうと思い、写真は取り込んだのだが、ブログに掲載するために容量を小さくする時間が取れておらず、今回も別のテーマで書くことにする。

少し前の話で恐縮だが、THE NIKKEI MAGAZINE 12月号で、Qちゃんこと「高橋尚子」選手の引退記者会見(2008.10.28)に関する記事を読んだ。

その記事を読んで、たしかにそうだな・・・と思ったが、高橋選手は、どんな記者会見でも「涙を見せたことがなかった」そうである。

「引退」記者会見でも、いつもの笑顔で受け答えをしていたそうだが、最後の質問も終わり、高橋選手が席を立とうとした瞬間、「ねぎらい」の拍手が沸き起こったらしい。

すると、彼女の目に「涙が光った」という。

「五輪金メダリスト」という重圧(常に、勝利を期待される)から解放されるという実感が湧いたのか?

国民の期待を一身に背負ったその重圧は、その立場に立ったことのある人でなければ分からないだろう。

その記事の記者の方は、心の中で「お疲れ様」とつぶやきながら、シャッターを切っていたらしい。

これだけ、多くの国民に期待され、愛されたアスリートは、あまりいないだろう。

人間は時に、自分では出来ない「夢」を誰かに託し、自分には到底及ばない次元で「頑張っている人」の姿を見て、自分を励まそうとする。

僕も、高橋選手を含めて、たくさんのアスリートの方々が頑張る姿をみて、今日まで頑張って来れた。

高橋選手の今までの功績に敬意を表すると同時に、遅ればせながら、心から「お疲れ様でした」と伝えたい。

本当に好きでなければ、成功できない。

家の中を片付けていたら、chemistry のCDを見つけた。

11番目の「星たちの距離」という曲を聴いて、元H2Oの赤塩正樹さん(僕は、彼をさんまちゃんと呼んでいる)を思い出した。さんまちゃんが作ったある曲と、イントロがとても似ていたからだ。

彼は、H2Oを解散した後、Boston に渡り、バークリーという有名な音楽院に留学した。バークリーを卒業した後は、3~4年間ぐらいNew York に住んでいた。

その後、とある事情により日本に帰ってきたが、しばらくの間、僕のアパートに滞在していたことがあった。

彼は、プロのミュージシャンであり、会社に通っていたわけではない。毎日、何をしていたのか?というと、キーボードに向かって曲を書いたり、ピアノの練習?をしたりしていた。

「毎日」である。

プロなんだから当然と言えば当然なのかもしれないが、毎日、朝起きて、歯を磨いて顔を洗って、朝食を食べて、新聞を読んだ後、何時間にも渡って、キーボードに向かい曲を作っているのである。

H2Oは「みゆき」のテーマ曲だった「想い出がいっぱい」のヒットにより、80年代の初頭、ヒットチャートを賑わしていた時期があった。

ある意味、一発屋的な側面はあるかもしれないが、それでも、何万人、何十万人という人が夢見るメジャーデビューを果たし、その上、毎日のように歌番組(懐かしい響きだ)に出演していたのである。

要するに、そうなるには、最低でも、毎日毎日毎日・・・飽きずに、音楽を続けられることが必要だと言うことである。

「好きこそモノの上手なれ」と言うが、「本当に好きでなければ、成功できない」と言った方がいい。

好きで好きで仕方ないこと。何年もずっと興味が続いているもの。そういうものがなければ、努力が「苦痛」になる。

「寝ても覚めても」という勢いでないと、成功は覚束ない。

あの頃は、そこまで理解できなかったが、さんまちゃんのあの姿は、そのことを物語っていたのだろう。

卑近な例で言えば、僕が海外生活の経験もないのに、そこそこ英語が上手になったのは、単純に英語が好きだから。

大学時代、英会話の勉強が苦に思ったことは一度もなかった。道に迷っている外国人を見かけたら、チャンス!!とばかりに、必ず声をかけていた。

「続けられるもの」を見つけることが、成功への第一歩。

「才能が無い」から「強くなれた」。

今年の「日本オープン」で通算25勝を達成し、永久シードを獲得した「片山晋呉」選手。

その片山選手を特集した「偉業への苦闘」と題するNHKの番組を見た。

身長171センチ。ドライバーの平均飛距離は、男子プロ中で上位20位に入ったことがない。

僕も一度だけ、会ったことがあるが、たしかに、僕と同じぐらいの背の高さだった。

ところで、「片山晋呉」選手が言うには「思いは達す」。

そして、その「思い」を達成するために、人並み外れた努力をする。

ところで、僕のブログに書いている「夢しか実現しない」という言葉を見て、「思ったことがすべて実現するわけではないが、思わないことは実現しない」と言ったのは、ライフネット生命保険の出口さん

「片山晋呉」選手は大学生の頃、天井に「ツアー25勝」と書いて貼っていたそうだ。

どれだけ「本気」か?

「本当に好きでなければ成功できない」。by カルロス・ゴーン

元インタースコープ社員で現ALBERT社長の上村に言わせれば、「平石さんは『想いの人』です」ということらしい。

何に、その「想い」をぶつけるのか?

来年は頑張ろう!!